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behind the scenery - ②チームミーティングの裏側

カメラバッグ開発の裏側をお届けする、「behind the scenery」(お久しぶりの更新になってしまいました…(汗)

第二回は、わたくしコピーライターの杉浦が初回チームミーティングの内容を振り返ります!scenery がブランドとしてカタチになっていくまでに、メンバー同士でさまざまなやりとりがありました。
メンバーを集めての初回ミーティングは、なんと遡ること2020年の5月。1年以上前になります。当時は、最初の緊急事態宣言の真っ只中で、初回ミーティングもオンラインにて行われました。
この日は、目次の内容について各自で事前に考えてきてもらい、集まった意見を交換しながらブランドの方向性について話し合いました。

そんな当時の議事録を振り返りながら、本日はメンバーから集まった意見をご紹介していきたいと思います。


1.最初に作りたい商品を考える(バッグ以外も)

・バックパック、ショルダーバッグ
・着脱簡単な一眼向けのカメラストラップ
・制作バッグ(普段使いも可能でカメラやレンズも入れたりできるバッグ)
・MacBookなどのPCケース
・iPhoneカバー
・ぬいぐるみ (!?)

…カメラバッグをつくることは念頭に置きつつ、一度フラットにさまざまな商品案を考えていました。ぬいぐるみという斜め上からの意見もありましたが(笑) これより前から既に、代表のshuntaroには「普段使いできるカメラバッグ」の構想があったことから、改めて「カメラバッグがいいよね」というイメージが固まっていきました。
前回の「behind the scenery」①コンセプトづくりの裏側 でもカメラバッグを作りたいと思った理由を語っています。

前回の記事はこちら。



2.自分たちがつくることの「強み」は何か

・自分たちで良い写真・映像を作って宣伝できる。
・既にバッグなどのデザインや製作に関する経験がある(ke shi ki)
・YoutubeやSNSで少ないながらもPRできる。
・社員の数だけ一人ひとりのノウハウを生かすことができる。


…どんな強みが活かせるのか、意見を出し合いながら少しずつ明確になりました。専門性が必要なものはできる方に頼むなど「自分たちをどれだけ理解しているかが、成功していくには大事かも」という意識が芽生えていきました。

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3.どんな人に使ってもらいたい/持ってもらいたいか

・とにかく写真が好きな人(カメラの性能や撮影技術まで詳しくなくてもOK)
・写真展を観に行くのが好き、写真を観るのが好きな人
・カメラに関しての情報収集をしている人
・インテリア雑貨や雑誌などが好きな人
・美術館に行くなどアートやデザインへの関心がある人
・休日はカメラを持って街中に出ている人
・写真や映像業界の人
・カメラがメインじゃないけど使うことがあるデザイナーなど


…各々の表現の仕方にはバラつきがありますが、挙げられてくる人物像は、「写真やカメラが好きな人」であり、自分たちがイメージに近いということも納得できました。きっとそのほうが本当に欲しいものや良いものを生み出して、手元に届けることができる!という確信が持てたと思います。


4.自分たちが使ってるカメラバッグのいいところ/改善したいところ

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・多機能で耐久性があるが、もっとシンプルなデザインのものも欲しい。
・⻑時間の外出には良い。ただ、ちょっと出かけたいときには重装備かも。
           

…この時点で既に、いわゆる「カメラバッグっぽいカメラバッグ」ではない、「機能に寄りすぎていないカメラバッグ」が、目指すべきゴールであることがチームの共通意識としてあったということですね。


5.カメラバッグが完成した後は、どんなことができるか

・サンプルができたら自分たちで使い心地を確かめる
・実際に使って店に行ったり出かける様子を撮影する
・YouTubeやSNSで紹介する
・Vlogのように体験感をレポート
・雑誌などの記事にしてもらう


…この記事のように、制作の裏側を見せるPRは少しずつ実現しています。(更新頻度はまちまちですが)また、自分たちで写真を撮ることができるのでカメラバッグのイメージ写真などもインスタの方に、これからどんどんアップしていきたいと思います。

sceneryのインスタグラムはこちら。


こうして振り返ってみると、チームミーティングの初回でありながらも、ほぼ現段階のsceneryの基礎イメージは完成していました。
そんなところで、初回ミーティングは終了。ここから先は、さらにミーティングを重ねてカメラバッグのデザインやロゴデザイン、具体的な価格設定などの話が展開されていくのですが、それはまた次回の「behind the scenery」でお話したいと思います。

それではまた、お会いしましょう!


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