見出し画像

営業用のプロフィール作りに役立つお話。

こんにちは、スキャット後藤です。フリーランスの作曲家です。

最近、不愉快なことがあったので、それについて書きます。

僕は「盛る」のが好きではないです。面白い話をしてる時の盛りはいいのですが、仕事の実績を正しく知りたい時に盛られると不信感が出ます。演出としてアリなラインとナシなラインがある気がしてます。これは解釈に個人差があるので難しいラインなので、僕の個人的な意見を書いていきます。

例えば、「めっちゃ長い棒持ってるんですよ」って言うとします。相手は「3mくらいの長い棒」を想像するかもしれません。でも実際は50cmくらいかもしれないです。発言した人がイメージした棒がお箸だとしたら、50cmはめっちゃ長い棒かもしれません。受け取り側との差がうまれます。

こういう場合、僕が人に伝える時はなるべく「50cmの長い棒」という言い方をするようにしてます。自分が言った言葉が相手に伝わった時、相手がどう頭の中で正確に再現するかを想像して、ブレを無くすための言葉を選びます。

意図的にミスリードさせるやり方もあります。50cmの棒って言うと、「たいした長さじゃないなー」って言われるのを恐れて、「めっちゃ長い棒持ってます」といえば、実際のものより大きいものが相手の頭の中に植え付けられます。これが「盛る」です。無意識的に「盛る」になることもあります。

人って実際にどうかじゃなくてイメージだけで理解したつもりになります。疑い深い人は「長い棒って言ってたけど、いったい何cmくらいなの?」ってちゃんと裏を取ります。でも、ほとんどの人はそんなことをしません。「◯◯さんは3mくらいの長い棒を持っている」とインプットされます。このようなことをいくつも重ねていくと、実際の自分とは違うイメージを相手に植え付けることができます。実際の自分と、人から見た自分の印象が違うのは、こういうのが原因だと思います。

次に、仕事の実績で例えを書いていきます。(例を3つ)

初対面の人に自分の実績を話す時、相手に与える情報によって、相手がつくりあげる僕のイメージが変わります。異業種交流会で相手と1分くらいしか喋れなくてパパっと説明しないといけない状況だと仮定します。

「例えば、どういう作曲のお仕事されてるのですか?」

例1)
ドラマ「来世ではちゃんとします」劇伴担当
ドラマ「推しが上司になりまして」劇伴担当

例1だと、「テレビドラマの音楽つくられてるんですね」っていう印象になります。テレビに詳しい人だと「テレ東の深夜ドラマが多いんですね」という印象になります。「劇伴の人」ってなりますね。

ここから先は

1,920字
この記事のみ ¥ 500

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?