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20代が人生でいちばん楽しい神話

10代のころ、「20代が人生で一番楽しい時期!」なんて言われ、きっとそうなんだろうな〜と思ってたけど、それって絶対嘘だと思う。
だってふと気づいたら揃いも揃って私も、周りの女友達たちも、実家がものすごく太く、大手企業に勤め、すばらしい人生を送ってるように思ってたアメリカの女友達も、よく話を聞いてみるとみんなメンタルが死んでいた。

この閉塞感を何て言い表せばいいのか分からないけれど、アーティストとして成功したい私は貧乏でどうにもならない自分の人生にイライラし、アメリカでできた親友は私と同じようにまた留学に行けないことで病んでいるし、地に足をつけて仕事をしている女友達たちでさえ、周りが結婚したとかしないとかでちょっとした分断が起きやすい、すごくややこしい時期だ。

おそらく私たちは自分の人生の軸がちゃんと定まっていなくて、何がしたいのか、どうやって生きていけばいいのかよく分からず、先が見えない閉塞感に蝕まれてるんだと思う。それに20歳を超えてから若くなくなっていく感じもはじめて味わうし、老いに慣れていない。しかもそうやって暗黒期にいると、自分がダサい状況にいる時なんて人には会いたくないから、ひとりで抱えこんで余計に沈んでいく。

ということで、私は自分の闇を晒すことからはじめようとおもってこのブログを書いてるところがある。いや、最初はそんなこと全く考えてなかったけど、いつのまにかそうなってた。普通に恥ずかしいし、暗黒記録だよこれ。

だってこのあいだなんてお金なくて表参道の店では嫌な思いするし、喜んで買ってきた古着は店の臭いが取れなくて必死に洗濯して天日干し中。いくら片付けても片付かない狭い部屋と最低限でもやらなきゃいけない家事、バイトに行くのが苦痛でしかたない。文章で食いつなごうと必死に書いても反応が薄い。今まで読んでくれていた人たちにももう忘れ去られてると思うと、悲しい。

とにかく、この暗黒期を明るく、とか無理だけど、楽しかったことは楽しい、つらいことはつらいと記録して乗り切りたいです。30代はこれよりマシかな?仕事が欲しいよ〜〜〜

#日記 #エッセイ #フェミニスト #フェミニズム #暗黒の20代

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