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「ひとりでに動くブランコ」と楽しそうに戯れる人々、そして南米ハンモックへの憧れの話【アルゼンチンオバケの話#4】

スペイン語の”hamaca”とは、ハンモックのこと。

だからアルゼンチンのニュースサイトで「ひとりでに動くhamaca」というキーワードが盛り上がっていたのを見た時、

きっとラプラタ川の岸辺かなんかで、木々にハンモックを吊るして寝そべったら「風のおかげでハンモックがひとりでに揺れて心地よかった」という風流な話かな?

と勝手に勘違いをしてしまいました。

Hamacaには「ブランコ」の意味もあるようで、

このニュースは、アルゼンチンで「ひとりでに動き出すブランコ」のことが世間を騒がせたという怪奇ニュースでした

“Hamaca Paranormal”とか”Hamaca se mueve sola”とかで検索すると続々と動画が見つかります。Firmatという町のものが有名ですが、どうやら他にも複数の町にあるらしい。

私なんぞが見ると、「これは、怖いというより、物理学的な不思議といったほうがよいのでは?」な、おとなしい怪奇スポットですが、

アルゼンチンでは一時期そうとう騒がれたらしく、いかにも「オドロオドロしい」ナレーションで紹介しているサイトなんかもありました。

もっとも、こういうのは少し昔の話

「ひとりでに動くブランコの話って、まだアルゼンチンでやっているのかな」とふと気になり、ひさひざに”Hamaca se mueve sola”でスペイン語圏の動画を検索すると、

まさにとうの町Firmatにて問題の「ブランコ」を挟み、

「ほんとだー!このブランコ、勝手に動くー!」「キャッキャ!」とめちゃくちゃ楽しそうな女子2人組の動画に出会ったのでした

きみたち、怖くないの??怪奇スポットをネタにして遊んでいる、、、。

さすがラテンの明るさ、そうこなくちゃ!

と、なぜか元気をもらってしまった動画だったのでした。

ところでスペイン語の話に戻りますが、そもそもハンモックというのは南米が発祥のものらしいです。

気候のよいラテンアメリカのアウトドアでハンモック昼寝なんて、ぜひ、いつかやってみたいですね!

でももちろん、誰もいないときにひとりでに揺れ出すやつは勘弁だ

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子供の時の私を夜な夜な悩ませてくれた、、、しかし、今は大事な「自分の精神世界の仲間達」となった、夢日記の登場キャラクター達と一緒に、日々、文章の腕、イラストの腕を磨いていきます!ちょっと特異な気質を持ってるらしい私の人生経験が、誰かの人生の励みや参考になれば嬉しいです!