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3歳の娘が一日中ウルトラマンのDVDを見ているので視聴率をデータ分析してみた

もうタイトルの通りなのですがw。いや、子供というのが何かに夢中になると凄いですね。ウルトラマンのDVDをひたすらツタヤから借りてきて、休日には朝から晩まで見続けています。女の子なのに、やはり「怪獣」というのは、何かぐっとくるものがあるのでしょうか。

ところで、意外なことですが、娘が目下気に入っているのは『帰ってきたウルトラマン』の模様。初代ウルトラマンではなくて。シブいですねー。というわけで、一日中つきあわされている(!)父親の私も、せっかくなので、昭和のウルトラシリーズのことをちょっと調べてみました。

なんとウィキペディアに、全エピソードの視聴率(ビデオリサーチ調査)が載っていたので、それを使わせていただき、ウルトラシリーズの視聴率分布を作ってみました。「ウルトラQ」から「ウルトラマン80」までの各番組を年代順に並べてハコヒゲ図にしています。ただし「ウルトラマンタロウ」についてはデータ欠落があったのでグラフからは除外しました。

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存外、面白いグラフになりました!ウルトラマンファンならいろいろとピンとくるところがあるかなと。

私の気づきをメモしておきます。

・初代ウルトラマンが圧倒的な視聴率を誇っていましたが、それがピーク。その後、見事に「年が進むにつれて飽きられていた」傾向がわかります。
・「帰ってきたウルトラマン」については『視聴率が目標達成していなかった為、後半にSF設定を取り込み、かつウルトラマンに「ウルトラブレスレット」という初めての「アイテム」を持たせることで視聴率を取り返した』というのがファンの間では有名な話。ただしそれも、前シリーズの『ウルトラマン』『ウルトラセブン』の視聴率が凄すぎたので、目標設定が高すぎたのではないか、と見て取れます。30%くらいの高いハードルを目標値にしちゃっていたせいでスポンサーから過酷な低評価を受けていたのではないかと推測
・『ウルトラマンレオ』については、「視聴率が悪すぎたために、途中で主人公以外のレギュラー登場人物が一斉に死ぬ(俳優の予算削減のためw)という大事件が発生し、ウルトラシリーズ屈指の『暗い』展開の番組になってしまった」というのもファンの間では有名な話。このグラフを見ると、なるほど、『ウルトラマンレオ』は鬼の苦戦ぶりだったのですね。
・『ウルトラマン80』が終わると、その後「平成ウルトラマン」の時代になるまで、新シリーズは制作されなくなってしまいます。それもさもありなん、な数字。ウルトラマンの人気はここでいったん、終わっているのですね。
・しかしそれよりもなによりも、毎回の視聴率30~40%が当たり前という好成績、いかに初代ウルトラマンがバケモノ的なヒット番組であったかがよくわかります

この分析をしている脇では、いまだに娘が『帰ってきたウルトラマン』を一話ずつ消化しています。こんなグラフを作りながら娘に付き合わされているうちに、また何か気づきがあるかもしれません。発見があったら、掲載しますね!


子供の時の私を夜な夜な悩ませてくれた、、、しかし、今は大事な「自分の精神世界の仲間達」となった、夢日記の登場キャラクター達と一緒に、日々、文章の腕、イラストの腕を磨いていきます!ちょっと特異な気質を持ってるらしい私の人生経験が、誰かの人生の励みや参考になれば嬉しいです!