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東西夢の対決!?節分おばけ仮装VS南米カーニバル!!【アルゼンチンオバケの話#7】

「カーニバル」といえばブラジルの専売特許と思っている人も多いかもしれませんが、そんなことはありません。たとえばアルゼンチンにもあります。

それどころか地方都市グアレグアイチュでは「世界でもとりわけ長いカーニバル」が行われていて有名です。「とりわけ長い」というのは時間のこと。延々とパレードが続くそうです。座席を予約してじっくり観覧することになります。あまりの夜通しのフィーバーに参加者の頭の中もトリップ状態になるそうです。

様子は動画であがっていますが、ヤバそうだなこれ、いつか参加してみたい!

ところで、いわゆる西洋的なカーニバル、すなわち、

日頃の社会秩序を無視したような、男女の性差も、生も死も、若さも老いもグチャグチャにミックスしたような仮装で街を練り歩くイベント

について、これまた西洋の専売特許と思っている方も多いかもしれませんが、そんなこともありません。

残念ながら現代ではすっかり廃れてしまいましたが、

日本の「節分」という行事は、かつて、みんながケバケバしい仮装をして訪問しあうという、ハロウィンやカーニバルを想起させるお祭りでした。

以下、Wikipediaの「節分お化け」という記事からの引用ですが↓

節分の夜に、老婆が少女の髪型である桃割にしたり、逆に少女が成人女性の髪型である島田に髪を結ったりする。このため「オバケ」とは「お化髪」が語源であるという説もある。また異性装も行われる
このような異装を行うのは、違う年齢や違う性など「普段と違う姿」をすることによって、節分の夜に跋扈するとされる鬼をやり過ごすためである

とのこと。上記の通り「おばけ」というコトバの語源とも関連のありそうな「節分」と、

これまた「生の死の混交」を想起させる西洋のカーニバルとに、

何か東西文化の違いを超えた普遍性があるのではないか、などと、東西オバケ文化比較のだいすきな私は睨んでいます。

この直感を立証するために私も南米のカーニバルを見てみたいと思うのですが、

以下の予約サイトの通り来年のグアレグアイチュのカーニバルも「コロナの影響でまだ予定は未定につき続報に注意ください」な状態、予断を許さない現状なのでした。はやくコロナ収束しないかな

ところで、カーニバル仮装のひとつである「ピエロ」って、これまた西洋ホラー世界の定番じゃないですか?

お祭りで人を笑わせる役のモノが、同時に妖怪的でもある、という「矛盾合体」な存在がピエロにはあり、これまた私の「東西オバケ文化比較」欲をそそる存在!

最近の「ピエロ型オバケ」が出てくるホラー映画では「イット それが見えたら終わり」ってのがありましたが、

ハッ!そういえばあの映画の監督もアルゼンチンの方でしたね。私の好きなホラー映画の監督でまたアルゼンチンの国名が出てくるのは、これもまた何かのご縁か!


子供の時の私を夜な夜な悩ませてくれた、、、しかし、今は大事な「自分の精神世界の仲間達」となった、夢日記の登場キャラクター達と一緒に、日々、文章の腕、イラストの腕を磨いていきます!ちょっと特異な気質を持ってるらしい私の人生経験が、誰かの人生の励みや参考になれば嬉しいです!