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日本の「怖い話」を英語で語ろう!【#番外編4:PlayStation時代の名作ホラーゲーム「トワイライトシンドローム」を英語でレビューする】

「プレステの思い出」というnoteの企画に参加するため、PlayStation1時代の名作ホラーゲーム4本を英語でレビューする試み。

その最終回にあたる今回。ここで真打ち登場と言いますか、私が最も愛するプレステ1時代の「ホラーゲーム」を語らせてください!

ヒューマンが出していた『トワイライトシンドローム』です。

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▽以下、「トワイライトシンドローム」英語版レビュー▽

‘Twilight Syndrome’ is one of the most excellent horror-games I have ever known.

I can't forget the impression it made on me when I first played it as a teenager.

It was so scary!

The story was set in a rural town somewhere in Japan.

Three high school girls who are interested in paranormal phenomena investigate urban legends of their town.

They explored old mansions, ruined shrines, and their school at midnight, typical places where Japanese urban legends often occur.

This is exactly the atmosphere Japanese teenagers were frightened of in the 1990's!

▽以下、日本語訳▽

「トワイライトシンドローム」は私が知っている中でも最高のホラーゲームのひとつです。

10代の時にこのゲームを初めてプレイした時の印象が、忘れられません。

めちゃくちゃこわかったのです!

舞台は、日本のどこかの田舎町。超常現象に興味のある女子高生三人組が、その町に伝わる怖いウワサ(都市伝説)を検証していくという物語。彼女たちは、古い屋敷やうらぶれた神社、真夜中の校舎など、「都市伝説の舞台」として典型的な場所を探索して回ります。

1990年代に10代だった世代にはまさにドンピシャの、「怖いハナシの世界観」そのままの雰囲気なのです!

▽英語でゲームレビューしてみての総括▽

これは言ってみれば「肝試し」ゲームです。

プレイヤーは主人公を操作して夜の校舎やら夜の神社やらを歩き回り、いかにも何かありそうな茂みとか、いかにも何かありそうな鏡とかを、いちいちクリックして調査しないと先に進めない。

「いやだなー。この鏡を調べると絶対、何か起こるんじゃないか?」

とビクビクしながら調べると、そういうときにはむしろ何も出てこなくて、

「やれやれ」と安堵して歩き出すと、目の前を突然ナニカが超スピードで横切ったりします。タイミングを外しておどかしてくる「ただしいイジワルさ」がたまりません!

何をおいても「自分も10代の時には夜中に友達と集まって、こんなふうに、心霊スポットという噂のあった場所を肝試しとして散歩したことあったよなあ!」という共感がこみ上げてくる、生活感溢れる町並みの世界観が素晴らしい!

難点は、主人公である女子高生三人組の性格設定とセリフ回しが、いかにも男性クリエイターがデザインした「想像上の女子高生」すぎて、「いくら90年代でもこんなキャピキャピした喋り方をする女子高生は実際にはいなかったぞ」という違和感がバリバリなことですが、

それでもタイミングを逐一外して現れる「怪しげなモノたち」に翻弄されて、コントローラを握る手にじっとりと汗が吹き出てくるのを止められないのでした。

怖くて、懐かしくて、そして楽しい。「これぞ90年代ジャパニーズホラーだ!」と叫びたくなる出来栄えだと思うのですが、この「良さ」を英語で海外の人に説明するのは難しいなあ。。。

▽紹介してきたゲーム4本まとめ!▽

というわけで連作記事で以下の4本を、私の忘れられない「プレステ1時代のホラーゲーム」として紹介させていただきました!↓

サイレントヒル
クロックタワー2
エコーナイト2
・トワイライトシンドローム(本記事)

子供の時の私を夜な夜な悩ませてくれた、、、しかし、今は大事な「自分の精神世界の仲間達」となった、夢日記の登場キャラクター達と一緒に、日々、文章の腕、イラストの腕を磨いていきます!ちょっと特異な気質を持ってるらしい私の人生経験が、誰かの人生の励みや参考になれば嬉しいです!