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プレジデントオンラインで宇津呂鹿太郎さんが打ち出した「怪談で世界平和を目指す」目標が私を奮い立たせた

プレジデントオンラインに、怪談師、宇津呂鹿太郎さんのインタビュー記事が載っていましたが、一人の男の「いきざま」の話として、こんなに面白い話はないっ!

そして何よりも私の頭にガツンと効いたのは、

宇津呂さんが事務所を設立した際に掲げた目標が

「怪談で世界平和をめざす」

となっていること。

笑っている場合ではない!世界がこんな状態になっている中で事務所に「世界平和をめざす」と堂々と掲げることは、冷笑されたり怒られたりする可能性も加味すればかなり勇気のいることと思う。

そして、その目標を掲げている「ココロ」についても、ちゃんと事務所のサイトに書いてある。

↓↓↓

こちらのサイトからだいじなところを引用すると、

怪談は世界平和に繋がる。いきなりそんなことを言われると、ほとんどの方は奇異に思われることでしょう。しかし、これは十年間プロとして怪談に関わる活動に身を投じてきた私が、それを通して辿り着いた結論なのです。

NPO法人宇津呂怪談事務所-公式サイトより

このような形で怪談に携わっていると、怪談とはただの怖い話ではなく、日本という国が生み出した素晴らしい文化であるということに気付くに至りました。

NPO法人宇津呂怪談事務所-公式サイトより

時代とともに途絶えていった文化が数多くある中、怪談が長きに亘り多くの人達の心のどこかに根付いている、それは意識しようとすまいと、いつの時代においても怪談が必要とされていたから、つまり怪談というツールが社会の役に立つからに他なりません。

NPO法人宇津呂怪談事務所-公式サイトより

怪談は見えない世界を垣間見た人達の物語です。見えない世界を感じることが出来れば、人は自分の行いを律するようになるに違いありません。また、相手への思いやりも生まれるでしょう。世界中の人達がそうなれば、世界に真の平和をもたらすことも出来るかもしれません。

NPO法人宇津呂怪談事務所-公式サイトより

素晴らしいと思うし、私も「日本の怪談」なるものに長らく興味を持って関わって来た身として、ここで宇津呂さんが言っていること、私にも実感として、すごく、わかる!

何というべきか、私は、まだ言語化がぜんぜんできないのですが、

日本の怪談というものの、表層の「怖い話」の奥のほうには、優しさとか、共感性とか、他者への配慮とか、そういう深い教えがたくさん眠っているらしい、そのことは私は経験として強く感じている。

そしてそれを知っている私にとってみれば、

「怪談で世界平和を」という目標、ぜんぜん、おかしなモノではないと思うのです。むしろ、はっきりと掲げていること、これは、素晴らしい!

でも、、、

そもそも、、、

そもそもですよ?

少なくとも毎日、社会人として一生懸命に生きている人ならば、究極の目標は、本人が言語化していなくとも、実は世界平和じゃありません??

たとえば私(ヤシロ)が「なぜサラリーマンをやっているか」といえば、

それで安定した生活をするため、

安定した生活を送ることで家族をも安全に暮らさせるため、

家族を安全に暮らさせることで地域社会や家族の友人たちの安全と安定にも還元したいため、、、

そうやってずーっと連鎖させていけば、私がサラリーマンをやっていることも、「究極的には世界平和のため」と言えなくもない。普段はそこまでオオゲサに考えないだけでね。

ならば「怪談から世界平和」も特におかしいことはない。

いやむしろ、「怪談活動も究極的には世界平和のためである」と明確にしていることは素晴らしいと思い、そして、

繰り返しになりますが、日本の怪談の伝統というものには、たしかに、何か、現代の我々がもっともっと学ぶべき深い知恵が眠っている。それを私は言語化できないが、経験的に、ずうっと、感じてきました。そんな私にはなおさら、「怪談で世界平和」はとっぴには見えない。

もうちょっと言語化しないと説得力がない?まあたしかにね、もっと勉強しないと。

ともあれ、

宇津呂鹿太郎さんが事務所設立に掲げた「怪談で世界平和」という目標にガツンと打たれた私、心の中で何かが奮い立ったことは間違いないのでした!怪談をあなどるなかれ。


子供の時の私を夜な夜な悩ませてくれた、、、しかし、今は大事な「自分の精神世界の仲間達」となった、夢日記の登場キャラクター達と一緒に、日々、文章の腕、イラストの腕を磨いていきます!ちょっと特異な気質を持ってるらしい私の人生経験が、誰かの人生の励みや参考になれば嬉しいです!