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ダイエットで抜け毛が増えた!原因と対策を解説

ご覧いただきありがとうございます!

東京の吉祥寺にある完全予約制発毛サロンのスタッフである著者がお届けする「ヘアケア塾」です。

多くの人が自分のスタイルを気にするようになり、食事制限や運動など、一度はダイエットを経験したことがあると思います。

ただし、間違った方法でダイエットを行うと、抜け毛や薄毛を引き起こす可能性があることをご存じですか?

ダイエットには成功したけど、ものすごく髪の毛が抜けてしまった…特に女性はそんな経験をお持ちの方が多いです。

今回はそんな方へ向けて、ダイエットの注意点や薄毛が改善するまでの期間の目安、おすすめの行動をご紹介します。

詳しくは当店の公式HPのブログ記事でも紹介しておりますので、併せてご覧ください。

既にダイエットによる抜け毛・薄毛にお悩みの方はご相談ください。

ダイエットと薄毛の関係は?

まず、ダイエットと薄毛や抜け毛には強い関係性があります。

とはいえ、ダイエットそのものが悪いわけではなく、やり方を間違えたダイエットが薄毛の原因になってしまうことを改めて認識しましょう。

今回は、ダイエットによって髪の量が減ってしまったケースについてお伝えします。

ダイエットによる抜け毛や薄毛は【栄養不足】が原因で起こります。

体のエネルギーで最も優先して使われるのは、生命維持活動です。健康に生活できる状態だなと判断された後、初めて髪の毛や爪など他の組織へ栄養が供給されます。

間違ったダイエットを行うと、体が栄養失調状態(飢餓状態)に陥やすくなります。そのため、食べた栄養のほとんどが生命維持のために使われてしまい、髪の毛への栄養の供給が少なくなります。

栄養がもらえない髪の毛はやせ細り、抜け毛となって最終的に薄毛になってしまうのです。数ヶ月~1年間程、無理なダイエットを続けると栄養失調状態となり「毛量が減った」と感じてしまうことがあります。

薄毛や抜け毛を増やす危険なダイエットとは?

危険なダイエットの一例をご紹介します。もし次の項目に当てはまるダイエットをしているようでしたら、薄毛になるリスクだけでなく、体への負担がかなり大きくなっている可能性が高いです。

【おすすめできないNGダイエット】

●とにかく食べない食事制限ダイエット
●カロリーゼロ、脂肪ゼロなどの製品を食べ続けるダイエット
●サプリメントに頼ったダイエット
●下剤ダイエット

これらのダイエットは確かに体重は落ちますが、それと同時に必要最低限の栄養すら体に補給できていない状態となってしまうため、とても危険です。

仮にダイエットを考えている人は、数ヶ月間、生活習慣を整え、間食をせず、腹七~八分目に食べる量を抑えるという方法で、効果があるか判断してみてはいかがでしょうか。

また、偏った生活習慣を規則正しい生活へ戻すことによるダイエットは、むしろ体内環境が改善され育毛効果も期待されます。そのため、ダイエットしなきゃ!と感じている方は、運動と食事を変えることから始めてみましょう。

無理なダイエットで薄毛に…改善までの期間はどれぐらい?

無理なダイエットによる抜け毛がおさまってから、薄毛が改善するまでの期間はどれぐらいかかると思いますか?

個人差があるため、あくまで目安となりますが早くて3ヶ月、平均して半年~1年程と言われています。

その間、栄養バランスを意識した食事を心がけることで、徐々に抜け毛が減っていきます。

【薄毛や抜け毛が改善するまでの体感目安】
~3ヶ月:髪の毛のハリ・コシが増える、地肌を触ると短い毛が生えてくる

6ヶ月~1年:写真などで確認すると実感出来ることが多い

ただし、無理なダイエットにより女性ホルモンのバランスが乱れてしまっていたり、ストレスによる活性酸素の増加がある場合は、これらの原因も解消しないと、上記の期間で改善するのが難しくなってしまいます。

女性ホルモンの低下によって起きるFAGA(女子男性型脱毛症)も近年話題となっています。

ダイエットによる薄毛予防におススメの栄養3選

髪の毛は、ケラチンと呼ばれるタンパク質で構成されています。

このケラチンを作るためには、体にタンパク質(アミノ酸)を十分に取ることや亜鉛などのミネラル、そしてビタミン類が欠かせません。

①タンパク質

タンパク質は体を作る際に最も必要とされる栄養素です。このたんぱく質は、髪の毛を構成するために主となる栄養素となります。

また、髪の毛の健康を維持する為にはタンパク質(アミノ酸)が必須です。

若い世代よりも、年齢を重ねた世代のほうがタンパク質量を多く摂る必要があります。食事だけでタンパク質を取るのが難しい方には『ソイプロテイン』がおすすめです。

ソイプロテインは良質なタンパク質だけでなく、同時に大豆イソフラボンも摂取することが出来ます。大豆イソフラボンには、女性ホルモンと似た働きがあるため、髪の毛の成長を促す効果が期待されます。

②ビタミン類

ビタミンには、余分に取りすぎたものは尿などにより排出される水溶性ビタミンと、なかなか排出されにくい脂溶性ビタミンがあります。

水溶性ビタミンには、ビオチン、ビタミンB2、B6、ビタミンC、が挙げられ、肝臓のはたらきを助け、ケラチンの生産性を高めることが出来ます。

脂溶性ビタミンはビタミンA、ビタミンEがあります。

これらのビタミンをバランスよく摂取することで髪の毛は良い状態を維持できます。

ミネラル

ミネラル類は直接的には髪の毛の成長にはかかわるものが少ないですが、髪の毛が成長する上で補佐的な働きをします。

ミネラルは肝臓や腎臓の機能を助ける栄養素で、髪の成長に関わるものは主に鉄、亜鉛、ヨウ素、マグネシウムなどがあります。

髪に酸素を届けるには血液に鉄分が必要になり、ケラチンを作り出す肝臓では亜鉛を多く消費します。

また、身体の成長や発達を司る甲状腺ホルモンを構成するヨウ素は、髪の成長にも欠かせません。

摂り過ぎた塩分の排出に貢献するマグネシウムや、血行を調整するカリウムやナトリウムをバランスよく摂ることで、ダイエットによる抜け毛を改善する効果が期待されます。

薄毛にならないダイエット方法は?

無理な食事制限によるダイエットは、体重を落とすことだけが目的とされた危険なやり方です。

最近では、トレーニングジムなどで鍛えて、健康できれいな体を作ることが注目されています。

【薄毛にならないおすすめのダイエット法】

●バランスを考えた食事を腹八分目までに抑える
●寝る数時間前からは食べない
●間食を控える
●筋トレをする(スクワットなど)
●有酸素運動を行う

これらを行うことで、より魅力的な体にすることが可能ですよ。

無理なダイエットは、リバウンドの原因にもなりかねません。無理なく健康的に良い体にしていきましょうね。

抜け毛・薄毛でお悩みの方は、一度薄毛の専門家に相談することをおすすめします。

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