間違ったドライヤー方法が薄毛を進行させる原因に?注意点と対策法とは
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東京の吉祥寺・渋谷にある完全予約制サロンのスタッフである著者がお届けする「ヘアケア塾」です。
最近抜け毛が多く薄毛が心配になってきた方や、頭皮が痒く、フケなどが気になる。。。という方が最近多いです。
季節が冬に近づくにつれ、乾燥などもしやすく頭皮環境の悪化を感じやすくなる時期ですが、もしかするとその原因は間違ったドライヤーの方法にあるかもしれません。
ドライヤーは、ほとんどの方が毎日使用するものなので、実は頭皮ダメージの原因になりやすいのです。
今現在、薄毛に悩まれている方であればドライヤー方法によっては、薄毛の進行を早めてしまっている可能性があります。
そこで今回は、ドライヤーが与える薄毛への影響と、正しいドライヤー方法を中心に詳しく解説していきます。
下記の記事でも詳しく解説しております↓
ドライヤーと薄毛の関係性とは?
薄毛には、実はドライヤーの使用方法なども大きく関わってくると言われています。
普段毎日の生活の中で、何気なく使用しているドライヤーですが、ドライヤーから発せられる熱によって、髪の毛や頭皮は少なからずダメージを受けているのです。
間違えたドライヤーの使用方法を長年続けてしまっていると、頭皮へのダメージが蓄積されてしまい、頭皮環境の悪化の原因となり、結果として薄毛の進行を早めてしまっている可能性があるのです。
ドライヤーの熱によって頭皮が荒れてしまう?
通常ドライヤーを使用するときなどは、入浴後などの髪が濡れている状態で使用すると思います。
濡れた髪の毛を早く乾かすために温風で髪の毛を乾かすことが多いと思いますが、ここで間違えた使用方法をしてしまうと頭皮環境の悪化に繋がってしまうのです。
まず、髪の毛を必要以上に乾かそうとしてしまうと、髪の毛・頭皮の乾燥の原因となり、ダメージを負ってしまいます。
また、温風設定時のドライヤーの送風元の温度は100度に近い温度になっていることもあり、ドライヤーを必要以上に近づけ、早く乾かそうとするとドライヤーの熱による乾燥や炎症の原因になります。
髪の長い女性などに多いのが、髪の毛を乾かすのに時間がかかることで、ついつい同じ箇所に長時間温風を当て続けてしまう事です。
風を分散させずに一か所に当て続けてしまうと、最悪や頭皮の火傷にも繋がりかねないので、注意しましょう。
頭皮を守るためのドライヤー方法とは
入浴後などの髪が濡れている状態でドライヤーを使用せずに、放置してしまうと、頭皮に雑菌が繁殖しやすくなってしまい、頭皮環境の悪化に繋がります。
雑菌などによる頭皮環境の悪化は、抜け毛や薄毛の進行を早めてしまう大きな原因になるので、日々の正しいドライヤーの使用方法を解説していきます。
①ドライヤーの前に余分な水分をふき取る
髪の毛が多く水分を含んだ状態ですと、その分ドライヤーの時間が伸びてしまい、効率が悪いだけでなく、結果としてドライヤーの熱による頭皮環境の悪化に繋がりやすくなってしまいます。
濡れた髪を乾かす際は、最初にドライヤーで水分を切るのではなく、まずタオルドライを十分に行いましょう。
タオルドライに関しては、6~7割ほどの水分を吸い取るイメージです。
あまり、ゴシゴシと強く行わずに、タオル全体でマッサージするように優しく行いましょう。
②温風で根本から乾かす
まずはじめに、髪の毛が密集していて風が届きにくく、一番乾きにくい根元部分から温風で乾かしていきます。
その後、中間から毛先にかけて乾かし、全体的にタオルドライ後の状態から8割ほど乾かすイメージで行います。
先に毛先から乾かし始めてしまうと、乾きやすい毛先に余計な温風が常に当たってしまい、乾かしすぎの原因になってしまいます。
必要以上に乾かしてしまうと、髪の毛もパサつきの原因にもなります。
③弱温風で髪型の土台を作る
次に、前髪を整えたり、普段ボリュームの出やすい部分を抑えたりといった部分を、ドライヤーの弱温風やセットモードを使用して整えていきましょう。
完全に乾かし終わってから、髪型の土台を強温風でそのまま整えようとしてしまうと、乾燥に繋がってしまうのです。
この作業をしっかり行うことで、ドライヤー後のスタイリングもやりやすくなります。
④冷風で仕上げる
最後の仕上げに、ドライヤーの冷風を使いながら、髪の毛を整えていきます。
ここまで基本的に温風を使いながら髪の毛を乾かしているので、熱がこもり、汗をかいて雑菌が繫殖しやすい状態になっています。
そのため、クールダウンの効果が期待でき、仕上げに冷風を当てることで、くせを固定し、整えたヘアスタイルを維持しやすくなります。
また、冷風を当てると乾き残しの箇所などがあった場合に気づきやすいので、仕上げとして行いましょう。
ドライヤーを正しく使用するポイント
上記でご説明したドライヤーの流れの中で、意識するポイントを解説していきます。
・風を当てる方向を分散
ドライヤーの風は、乾かすムラが出ないように、多方向から当てていきましょう。
利き手のみで乾かすと乾かしムラが起きやすくなるので、両手を使いながら、全体に上手く風が行き届くよう意識しましょう。
・ドライヤーの風を一か所に当て続けない
同じ箇所に温風を当て続けると、早く乾きやすいということで、長時間同じ箇所に温風を当て続けてしまうと、髪の毛のダメージ・パサつき、頭皮の乾燥の原因になってしまいます。
小刻みにドライヤーのヘッドを振りながら、風を分散させ、髪の毛・頭皮の温度が上がりすぎることを防ぎましょう。
特に髪の長い方などは、ドライヤーによる熱を感じづらいため、気づかないうちに温度が上昇しやすいですので、注意が必要です。
・ドライヤーの距離を空ける
ドライヤーをする際に、髪の毛・頭皮との距離が近すぎてしまうと、熱によるダメージの原因になってしまいます。
大体、頭部から10~15㎝は距離を離すよう意識しましょう。
適度な距離感を保つことで、髪の毛・頭皮を守ることができます。
まとめ
いかがだったでしょうか。
毎日何気なく行っているドライヤーですが、その分間違えた方法でのドライを日々続けてしまうと髪の毛・頭皮へのダメージの原因になってしまうということを、お分かりいただけたかと思います。
中々、忙しい毎日の中で雑になってしまいがちですが、日常的に正しいドライヤーの使い方を身に着けることで、キレイな髪・健康な頭皮を維持することができます。
ぜひ今日のドライヤーから意識して取り組んでいきましょう!!
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