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【おうちで楽しむ本】旅行気分を味わおう!編⑤

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緊急事態宣言は解除されましたが、なるべく外出自粛をして休日もおうちで過ごしている方がまだまだ多いかと思います。旅行に行きたいけど行けないこんな時は、本の中で声優さんの故郷を巡る旅をしませんか?


福井ノススメ:声地探訪 vol.2 蒼井翔太編

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この連載では、福井県出身の人気男性声優、蒼井翔太さんが案内してくれた福井県の魅力あふれるおすすめスポットを、本書撮影時(2017年6月)のオフショットなどとともにご紹介していきます。※声優さんの画像は掲載いたしません。ご了承ください。


『声地探訪』を持って旅をしてみた。~福井編~

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福井の旅の始まりは「養浩館庭園(ようこうかんていえん)」から。福井駅から歩いて15分ほどの距離なので、天気がいい日はのんびりお散歩とお散歩しながら向かうのをおすすめします。ここは江戸時代につくられた庭園で、かつては福井藩主 松平家の別邸だったそうです。

ちなみに、現在の入園料は220円なので、本書発売時(2017年9月)より10円値上げしたようですね。

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庭園は入口からすでに趣がありました。筆者が訪れたのは秋(2017年11月)だったので、庭園内の木々はところどころ紅葉していて、見上げると空の青に木の葉の赤や緑が映えた美しい景色が楽しめました。

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大きな池の奥に見える建物が養浩館です。生い茂る木々に囲まれた広い池の周りを10分ほどかけてぐるりと一周すると、ようやく養浩館の入口に辿り着きました。松平家の別邸というに相応しく、まるでリゾート地の別荘に来たかのようなゆったりとした空気が流れていました。

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養浩館は純和風の木造平屋建て。後ろに写り込んでいる赤色のマンションとの対比が際立ちますね。まるでここだけ数世紀前にタイムスリップをしたような気分になりました。

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この造形の元になった建物は、約400年前にはこの場所に建っていたという資料が残っているそうです。第二次世界大戦時に空襲で一度焼失してしまいましたが、焼失前の写真などを元に復元され、1993年に現在の建物が完成しました。

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江戸時代の茶室を再現した数奇屋造りの内装は、まさに「詫び寂び(わびさび)」を感じる和の美しさ。外から射し込む柔らかい日差しが暖かく、この部屋の中にいると自然と心が安らいで、思わずくつろいでしまいたくなる居心地の良さでした。

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建物のすぐ真横は池。鯉が優雅に泳いでいました。写真の左下に写っている金色の鯉は、なんだかご利益がありそうなオーラを放っていますね!

ちなみに、この庭園の隣の敷地には「福井市立郷土歴史博物館」もあり、あわせて行けばより深く福井の歴史を感じることができそうです!


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こちらも福井駅から徒歩15分ほどの場所にある「ヨーロッパ軒 総本店」さん。到着したのは13時過ぎ、土曜日のお昼時というピーク時でお店の外には10組ほどの行列ができていましたが、回転が速く並んで15分ほどで店内へ案内していただけました。

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お目当てはもちろん、福井名物のソースカツ丼!本書に登場するまで筆者はソースカツ丼を知らなかったのですが……驚くくらい美味しくて衝撃でした!箸で切れるほど柔らかくジューシーな豚肉は、噛むたびに甘みが溢れます。その肉を包んでいる衣は、細かいパン粉を使用しているために舌触りがよく、薄くついているため口の中に残るような油っぽさもありません。フルーツや野菜の甘味と酸味がほどよく効いたソースは、香りを嗅いだだけでとても食欲をそそります。追いソースができるように別皿(写真中央の青い小皿)にもソースが用意されていたのですが、躊躇わずに全部かけてしまいました。それでも全然くどくないので、ものの数分でペロリと平らげてしまうという…。もし近所にヨーロッパ軒さんがオープンしてしまったら、間違いなく毎日通ってしまうほどの逸品でした!

ちなみに、店内には本書撮影時にお邪魔した際の蒼井さんのサインが飾ってありました(2017年11月当時)。まだ飾ってくださっているかはわかりませんが、蒼井さんのファンの方は福井を訪れる機会がありましたらぜひチェックしてみてくださいね!

次回は福井県が誇る世界三大○○をご紹介します!お楽しみに!

担当:N


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