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最新技術のトレンドを体感できた話

こんにちは、Yです。
2023年11月14日、私は日本の成田空港からアメリカのシアトルへと旅立ちました。

この旅の目的は、Microsoft Ignite に現地イベントに参加することです。
この記事では、成田からシアトルまでの移動、アメリカ入国手続き、シアトル市内での体験、そして Microsoft Ignite での経験についてお話しします。

*「Microsoft Ignite」とは?や3人で行った出張の様子は以下の記事をご覧ください。


0日目(出国~シアトル市内での体験)

出国

成田空港は初めての訪問で、国際的な雰囲気に圧倒されました。
アメリカへのチェックインプロセスは少し手間がかかりましたが、同僚との会話で待ち時間も楽しく過ごせました。

シアトル行17:25出発

シアトルへの飛行時間は8時間半で、機内食や軽食が提供され、隣のアメリカ人との会話で新たな繋がりも生まれました。シアトル到着時の快晴とマウントレーニアの美しい景色は、長旅の疲れを癒してくれました。

豪華な機内食

アメリカ入国時の手続きは、片言の日本語と英語でのコミュニケーションで進みました。パスポートの提示、目的の説明、写真撮影など一連のプロセスをスムーズに終えることができました。

アメリカに無事入国

観光

シアトル市内へは、リンクライトレールを利用しました。ORCA カードの購入と利用は簡単でしたが、日本とは異なるシステムに少し戸惑いました。市内までの道のりは、自然と住宅街の風景が広がり、シアトルの日常を垣間見ることができました。

リンクライトレールの奥にうっすら”マウントレーニア”が見えています!
シアトルの公共交通機関の支払いに使えるプリペイド式カード『ORCA』

シアトル市内は、坂が多く、高層ビルが立ち並ぶ一方で、基本的には少し汚い印象を受けました。電動キックボードや電動自転車の利用者が多く、日本のようなコンビニやスーパーは少なかったものの、ユニクロの存在は少し嬉しい発見でした。

市内の道

Microsoft Ignite の受付は少し混乱がありましたが、参加賞のリュックとTシャツを受け取ることができました。

Microsoft Ignite の受付

シアトル市内での観光では、T-モバイル・パークやルーメン・フィールドの壮大さに感動し、市内の美しい景観を楽しむことができました。

T-モバイル・パーク(MLBのシアトル・マリナーズのホーム球場)
市内観光

ホテルでのチェックインや荷物預かりはスムーズに行われ、夕食ではアメリカの料理の量の多さに驚きました。チップのシステムも特徴的で、文化の違いを感じる瞬間でした。

初日の夕食

夜間のシアトル市内は、昼間とはまた異なる魅力に満ちていました。特に61番埠頭からの夜景は息をのむ美しさで、シアトルの都市の光と海の静けさが交じり合い、忘れられない光景を提供してくれました。スターバックス1号店には夕方に比べて人が少なく、静かな時間を楽しむことができましたが、一方で路地裏の雰囲気や夜ごとに聞こえるサイレンは、異国の地のリアリティを感じさせるものでした。

61番埠頭からの夜景

明日は、朝7時の朝食を終えた後、サティア・ナデラCEO の講演を聞くために会場へ向かいます。このイベントに参加できることを心から楽しみにしており、さらなる知識とインスピレーションを得ることを期待しています。この旅はまだ続きますが、既に得た経験は計り知れない価値があります。



1日目(Microsoft Ignite のキーノートの様子)

2023年11月15日、私は Microsoft Ignite に参加するため、朝早くから準備を始めました。朝食には、シアトル式の重たいブレックファーストを食べ、お腹いっぱいになりながらも、曇り空の下、ホテルから会場へと向かいました。シアトルの天気はよく曇っていると聞いていましたが、その日も例外ではありませんでした。ホテルの近くにあるマクドナルドを横目に見ながら、なんとなく危険な雰囲気を感じつつも、私の心はすでに Microsoft Ignite のキーノートに向けて高鳴っていました。

ブレックファースト

Microsoft Ignite (午前のセッション)

キーノート開始の1時間前に会場に到着した時、長い列ができており、私はコンベンションセンターの三階の途中の列に並びました。開場は朝6時からだったそうですが、結局遅めに到着したことになります。並んでいる間、マイクロソフトのスタッフから親切にクッキーと飲み物を提供してもらい、少し癒されました。

キーノート開始の1時間前の会場へ到着するもすでに長蛇の列

入場時、会場の広さには圧倒されました。それはビックサイト展示会場の東館1館の1.5倍の広さがあると感じました。最初は中央の席に着席しましたが、視界を遮るカメラや設備があったため、フロアの左端あたりに移動しました。天井には大きな画面があり、講演やマイクロソフトの製品説明が投影されていました。

会場の広さに圧倒

Microsoft Ignite のキーノートでは、Microsoft Copilot の利用事例や、2025年までにカーボンゼロを達成するためのデータセンターの改革、コアレスの光ファイバーケーブルの速度向上、AI アクセレレーターとしての Azure Maia の発表など、多くの革新的な話題が盛りだくさんでした。また、OpenAI が提供開始したモデルが Azure AI としても提供されることや、大規模言語モデルの提供、Azure AI Studio の発表など、AI 技術の進化に焦点を当てた内容が印象的でした。

サティア・ナデラCEO による講演

キーノートが終わると、私は LEVEL5 に移動し、興味のあるセッションが満席で参加できず残念でしたが、ブースでの QRコードを使ったパンフレットの閲覧、Word Copilot の体験など、多様な活動に参加しました。特にEntra ID のマルチ ID管理に関するセッションでは、国内外を問わず ID の統廃合に関する課題がほぼ同じであることに気づきました。

観光

お昼は軽食とコーラで済ませた後、シアトル図書館へと足を伸ばしました。天気は曇りから晴れへと変わり、途中で見えた海や紅葉した落ち葉、そして古い建物と新しい建物の組み合わせが印象的でした。図書館の変わった外観や、中から見た不思議な造形、そしてタバコを吸う人々の姿には少し驚きましたが、それでも図書館の静かな雰囲気と学びの場としての役割には感銘を受けました。ただし、2階へ移動しようとした時、床の強度が心配で、結局は上からの写真撮影を断念することにしました。

シアトル図書館の外観
シアトル図書館の内装も豪華

Microsoft Ignite (午後のセッション)

午後のセッションでは、特にMicrosoft Defender for Cloud 、Power Automate Copilot 、Windows 11と Microsoft Intune に関するプレゼンテーションに注目しました。これらのセッションからは、現地でしか得られない知識や、製品に対する深い理解を得ることができましたが、同時に、期待値を現実的なレベルに調整することの重要性も感じ取れました。
イベントの終わりには、参加賞としてリュックを受け取り、Mさんと合流しました。参加賞の Tシャツも魅力的でしたが、長蛇の列を見て、翌日に受け取ることにしました。

観光

その後、ホテルで荷物を預け、同僚と合流して、パイク・プレイス・マーケットのテラスから美しい夕日を眺めました。

パイク・プレイス・マーケットのテラスから見る美しい夕日

スターバックス1号店での経験は、店内のシステムの説明を急いで理解し、忙しい中での注文が新鮮な体験でした。レジでのタンブラーとコーヒーカップの購入、そしてチップの支払いもスムーズでした。

スターバックス1号店

夕食はホテル併設のレストランで楽しみました。前菜、メイン、サラダ、ビールを注文し、サラダの量の多さには驚きましたが、ステーキの味わい深さと満足感は格別でした。特に、注文したステーキの迫力には圧倒されました。

ステーキとビール

以上、出国~「Microsoft Ignite」初日の様子をまとめました。


Microsoft Ignite 体験記〈後編〉では、「Microsoft Ignite」の2日目、3日目の様子や観光の様子も書いています。
お楽しみに!


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