狂犬リーマンへのターニングポイント

※2/2 ごめんなさい。垢バレ苦情のため一部を伏字にしました。

わたし、201X年末から201X年1月にかけて退職勧告のゴン詰め(自業自得も含む)で精神崩壊中のお話です。
そんな私が確変を起こした経緯を振り返って吐き出してみます。


状況です。
舞台は北◯◯の地方都市。
関◯からの転勤で縁故なし、知人なし、友人なし、そんな試される地へ来ました。
リアルブラックな働き方で、担当エリアも北◯◯ほとんど、移動時間も半端なく平均24時退社でした。

家庭では2歳の長男と病気がちなチワワ1匹、妻も育児ノイローゼ気味。

思い返すと毎日喧嘩して…本当に余裕がありせんでした。
取り立てて趣味もなく、何かのコミニティに所属する元気もなし。

仕事の取引先以外に人間の知り合いはなし。当時はネットやSNSも活用しておらず吐き出す場もなし。

とこのような感じで、ため息出そうな雰囲気です。


そんな中でも特に酷かった時期は毎晩1時間ほどしか眠れず?眠らず?でした。

寝たら明日が来る。。。
明日が来ると仕事だ。
明日も仕事でミスるかもしれない…
明日もトラブるかもしれない…
また怒られる…

強迫観念にやられてました。
睡眠不足で明日が辛いと頭で分かっているのに、寝られない。寝たくない。

明日が来るのは分かってる、けど少しでも明日を遠ざけたい。

もう、末期でした。

寝ずに何してたかというと、鬼女板と気団板のまとめサイトに張り付き、他人の不幸を探す日々。

ネットに渦巻くあまたの闇を延々と取り込んでは朝6時に寝落ち。

で寝坊、遅刻という負のループでした…

今振り返ると、きつかった要因に孤独もありました。

当時は地方の出張所で、所内は常に私1人。
そのため日々の遅刻も夜中の入退室もバレないと舐めてました(アホです)

トータルの労働時間だけは長かったのでそれで許されると勘違いしてました。
※これが後々に入退室ログとして提示されゴン詰めされました…

独立開業した税理士先生もよくつぶやいていますが、自分をセルフで律せないとトコトン堕落もするし、相談出来ないし孤独と。

私も気軽に相談できる話し相手がおらず、一旦悩むと悪いイメージの思考で硬直し焦燥感と不安から抜け出せなくなってました。

出張所にひとり、上司が側にいないのは楽なようですが、急に固定電話にガン詰めの電話がかかって来る、急に訪問してくるなど神出鬼没要素があったことで、精神的に全く休まりませんでした。
これなら本当に放置の方がマシでした。

家もつらい、職場もつらい、趣味もない、唯一が営業車の車中、そこだけが私の空間でした。
※昨日の黄昏さんのツイを見て、当時の心境が鮮明に・・・

そんな日々の中、営業会議で詰められて失神して救急搬送されたり、取引先で倒れたり…

ミスやトラブルを繰り返す。
仕事を頑張りたいけど当時は保険の仕事をそんなに好きじゃなかったせいもあり、取引先ともギクシャクしたり。
トラブって上司に直で苦情入ることもしばしば。
私の報告より取引先からの意見が採用され、私が断罪されるパターン。

もう、社内での信用関係マイナスだったんだと思います。

で、とうとうXデー、課長と部長が激ギレ顔で出張所に突如出現。
察する私、始まる(事実上)退職勧告のゴン詰め面談。
詰められ過ぎて失神しかけて、壁に激突しながらしゃがみ込んだこと、今でもハッキリ覚えています。
辛くてきつかった、
消えてなくなりたかった。

その夜、会社を辞めるかどうか妻に話すかどうかで寝られず延々ネットサーフィン中、たまたま目についたアドラー心理学のスレに興味を持ち、
かの有名な嫌われる勇気を知りました。
翌朝、開店と同時に本屋直行で一気読み。

※きっかけはこちらの有名なメンタルクリニックのWEB漫画です。
https://yuik.net/manga-002

いまだに明確な理由がわからないですが、涙腺が崩壊して鳴きながら読破しました。

1週間ほど思考グルグルした結果、会社や他人を軸にした生き方を拒絶し、自分の魂に従う生き方をしたいと動き出してました。

直後の内示で、虚偽の勤怠やその他の処分として、(自発的)退職か販売代理店へ出向かの選択となり、とりあえず出向を選び、西の方に飛ばされました。

以前の私なら、見知らぬ地で訳のわからん関連会社の飛び込み営業の仕事など到底受け入れれなかったと思います。

しかし、地獄の底にタッチして生還したおかげか、アドラー心理学に出会ったのおかげか、真正面から事実を受け止められました。
※家族の理解や支えなどもありましたが、この話は収集つかなくなるので割愛します。


当時の記憶を辿ると、
・アドラーの目的論や課題の分離、共有感覚、他諸々の自分に会う部分を全面的に信じ、貫く。
・会社ミッションを前向きにやり切る、やり切る中でしか文句いはいわないし、文句には改善策を必ず伴う。
・自分の信じることや考え方を臆する事なく主張し、言ったことは有限実行、完遂する。
・人間としての筋を通す。口癖は、人として〜。そのため自分に嘘をつかない、人にも正々堂々正面から。
・もし辞める時は気に入らん奴を社会的に破滅させながら自爆退職すると宣言。

などなど、狂戦士サラ・リーマンに覚醒していました。

出向先でパワー系マネジメントの老害管理職があれこれ言ってくるが、
「大声出さなくてもわかります。怒声あげる目的はなんですか?」
「そこまで言うならあなたがやってみて下さい。人としての姿勢を見せてほしい」
「マネジメントは役割ですよね、怒鳴るだけの簡単なお仕事ならばいつでも交代しますよ。」
「横で見てるから同行しましょう、そこで成果実績だしてから指導してください。」
「昔の逸話は面白いですが今は時代が違いますよね。参考になりますが今の成果を出してからにしてもらっていいですか」・・・

手のつけられない正論の狂犬に…

その代わりに、出来なかったことやミスは正々堂々と謝罪しました。
人としての筋を通しまくりました。
謝罪しても追撃して来るような輩には社内外問わず、
「謝ってる人間にこれ以上鞭打つならここから先はどちらか死ぬまでやるしかないですね」
「逆の立場で今後どうすることがベストですか?それ、トコトンやり切りますから一緒にお願いします」
「土下座して欲しけりゃしますが、何が解決するんですか?その目的はなんですか?録画録音されて困ることを一時に感情で吐くのはやめた方がよいですよ」と本気の謝罪後には逆に詰め返す始末…

自分で書いてて漫画の主人公みたいですが、自分の人生は自分が決める、ある意味で主人公になる覚悟が成せたのでしょうか。。。。
※今思うと尖り過ぎて恥ずかしい、若気の至りですかね。。。汗

そんな調子で徹底的に仕事へ取組み、人としての信念も伴い、お客さんや同僚にも頼られ、結果的に数字も達成し続け、改善提案や仕組み化などもやりまくり、無双状態となりました。

数字を上げようと必死にもがいていた時期は常に未達で苦しかったのに、信念もって仕事に向きあい、貫き通すだけでこんなに結果が変わるのかと。
振り切った覚悟信念のおかげで人間関係以外にもすごく大きな変化を感じました。

あれからもう7年、変わらずお堅い保険会社の本社社員ですが、自由な人として好きな事をしてます。
いつ辞めてもクビになっても良いよう社内合法的に社外の仕事もしています。

ちなみに、今でも「退職時は道連れに・・・」を公言してるので変な勘違い上司に絡まれることはありません。
※猫山課長のnoteにも上司のターゲットになるな牙を剥けっとのお話しありましたが、全く同意です!

ただし、私自身は出世もありません笑
けれど、出世したい上司などからは良く使ってもらいます。

先日のSUNABACOさんでもありましたが、手柄を他人に差し上げています。
私自身組織で登る気はありませんが、信頼できる上司の出世は黒子として手伝いたいです。

互いの特性や立場、目的に合致した長期的にWINーWINな関係となり非常に過ごしやすいです。

また、これも振り切った側からの偏見ですが、多くのTJCは大多数が保身思考で、上司もその上司も、なんならTOPすらも、結局は弱い存在で怒鳴るしか芸のない哀れなビビり屋さんだと気付きました。

役職と権力を誤解してる役職者を詰めるのに何のためらいもなくなりました。
※信念や覚悟持った尊敬できる上司や先輩や同僚もおります。

なお,鬼女板まとめサイトを読み漁ったおかげか、他人の心の闇を取り込み過ぎたせいか、保身思考の方々へ心理的に効果的なアプローチ、コミュニケーションをとれるようになりました。

不眠でまとめサイト漁る日々が、大きな糧になってます。
こんな事が役に立つとは思いもよりませんでした。
人間万事塞翁が馬、何がどう転ぶかわかりませんね。
今の虚無な気持ちも暗い気持ちも、後で振り返れば何かしらの価値を生み出すのかもしれません。


話が見えなくなってきたので言いたいことまとめます。

会社なんて家族や己の命と比べれば、比べることがおかしいただの器です。
※たまに替えのきかない超優れた会社もありますが。
極論、中心人物が倒れたり、災害でも起こればいまの既得権益は崩壊するかもしれません。それくらい幻的な価値だと思います。

大企業ではその幻が中小より安定しているだけで、10年後も安泰ってことは全く保証されていません。大企業ほど会社安泰でも個人単位では切り捨てられるリスク高そう…役職定年、出世レースとか。

また、別の見方です。
貧乏でも覚悟があればなんとか生きていけるのかと。
生ぽもあれば、腕1本落とせば保険も出ます(保険屋が言っちゃダメな話)し、今時は命まで掛けなくてもお金はなんとでもなります。

そもそも、貧乏=家族が不幸 かと言うと、そうでもないでしょと。
限度はありますが心の持ちようだと思います。
家族で協力して頑張り、仕事も贅沢に選ばなければどんな状況からでもやり直せるかと。

しかし、それには健康な心と身体が絶対に必要です。
絶対にです。

今、お金が無くても、長い人生の中でお金を得られるチャンスはあります。
ですが、壊れた心と身体は戻りません。

会社で、他人に、心も身体も壊される人生、それは絶対に避けるべきです。

壊れた心は本当に後々まで闇を引きづり、その後の人生の折々で後遺症に苦しみます。

実は私も心の奥のヒビが消えてない、そう感じています。。。
(こないだちょっとヤバかったです)

いろいろ無責任な事ばかり言いますが、ご自身の魂の正義に従って振り切ってみるのはどうでしょうか。
おそらく、まともなレールから外れますが得られる価値はそれ以上かと思います。

黄昏さんの一連のツイ拝見してたら当時の気持ちが湧き上がってきてしまい他人事に思えず書き殴ってしまいました。

私の経験などみなさんよりもっと次元の低い事象だと思うので、全く参考にならないかもしれません。

ナカマコさんのようにウルトラハードな状況でもありません。
期間もせいぜい1年間ほどの話です。

もっとハードな経験の方はたくさんいらっしゃると思いますが、私自身においては最もハードだった記憶を拙く言語化してみました。

※振り切ってるためか言語化に苦痛はほとんどなかったです。。。不思議。
アドラーの考え、トラウマは嘘、ってのがベースにあるからですかね…

黄昏さんにとってみれば、見ず知らずの新参アカにドヤられ、なんやこいつって話で本当に申し訳ございません。
あと、乱文長文でお目汚し申し訳ありません。

何かが少しでも届けばいいなと願いました。
noteの処女作がこんな自己満昔話なのがあれですが、これが誰かの救いになれば幸いです。

以上

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?