見出し画像

【goodな仲間#17】青山学院大学フェアトレードラボ



【goodな仲間#17】青山学院大学フェアトレードラボ


今回のgoodな仲間は、青山学院大学フェアトレードラボさんです!フェアトレードに尽力する青山学院大学フェアトレードラボさんの魅力を紹介します。
青山学院大学フェアトレードラボさんのメンバーである多田良木乃実さんにお話を伺いました!




フェアトレードラボについて




フェアトレードラボはどのような活動をされていますか?

多田良さん ―総合文化政策学部のラボアトリエ実習という授業の一環で行っているもので、 大学2年生と3年生の約60名で活動しております。主な活動内容は、学内外の団体と企業とフェアトレードの啓発活動や、商品開発を行っています。



フェアトレードラボに入るきっかけや理由などはございますか?

多田良さん ―ラボとしての歴史が長く、学部内でも認知度が高いということも、もちろんあるのですが、商品開発であったり、啓発活動であったりなどを通じて、普通の大学生活ではなかなか経験できない、企業の方と実際に話し合ったり、企画を提案したりという機会があることに魅力に感じたのが主な理由です。



商品開発では実際にどのようなものを作られましたか?

多田良さん ―学内のイチナナ食堂やカフェでは、飲み物をはじめ、提供する商品の中にフェアトレードの調味料を使用していただき、実際にそれを基にした食品商品開発も行いました。
学外の活動では、実際に1から飲み物を開発、販売しました。

活動を通して…




フェアトレードに関して、ラボに参加する前と後で何か印象の変化などはございましたか

多田良さん ―参加する前は、フェアトレードの商品は認証を得るために価格が高いというイメージがあり、学生がなかなか買う機会がないものだと思っていました。ですが、実際は意外とお手ごろな価格で販売されていて、普段手に取るような商品との価格差はほとんどないという印象を受けました。また、フェアトレードの商品は食品が多いと思っていたのですが、カバンをはじめ、タオルなどの日用品も数多く売られていると気づかされました。



実際活動する上で、価格を下げるための工夫は何か行っていますか?

多田良さん ―企業の方と直接打ち合わせだったり、企画書を通じてお話しする際に、目的を明確にして熱量をしっかりと伝えることで、費用面で協力していただきました。また、フェアトレード製品を選ぶうえで、選考理由に「低価格であること」を含めることで学生向けの価格設定を行っています。



これまで活動を行ってきて、嬉しかったことはありますか?

多田良さん ―実際に学生に商品を手に取ってもらった時が嬉しかったです。また、外部のイベントを通じてラボ生以外の友達や家族にフェアトレードの存在を知ってもらえた時もやっぱり嬉しかったです。



この活動をするうえで大切にしていることや、心がけていることなどございますか?

多田良さん ―大切にしていることは、企業さんに提案する際に、その目的、なぜフェアトレードの商品を使いたいか、どのような人をターゲットにしているかなどの詳細を明らかにするというところは、ラボ全体で心がけています。また、メールを送るうえでどのような内容にするとより分かりやすくなるかというのは意識しています。



フェアトレードラボの活動を通して学んだことや、改めて感じたことはございますか?

多田良さん ―もちろんフェアトレードについても学ぶことは多く、フェアトレードと一言で言ってもその背景に様々な事情や、気候、社会問題が隠れているということを知れたのが一番ですかね。また、活動を通して、提案した企画が必ず通るとは限らないため、常に複数の選択肢を持ちながら活動することの大切さも学びました。
また、5月にフェアトレードラベルジャパンさんと昨年に引き続きPOP UPイベントを行わせていただいたのですが、その際にラボ生が実際に商品の選定に携わらせていただいて、今までは知らなかった各国の名産品の存在や、世界中とフェアトレードを行っているという現状を知ることができました。


フェアトレードラボの今後


今後のPOP UPでの活動内容、形式、行ううえでの考えなどございますか?

多田良さん ―今年も学内でのコラボを行いながら、外部では、企業とのコラボはもちろん、実際にフェアトレードの啓蒙活動をおこなっている団体のある大学とのつながりも深めて、大学生や若い世代に向けての啓発ができたらとは思いますね。



若い世代だと、フェアトレードは授業の内容というイメージが強いと思うのですが、 その世代が触れ合いやすくするためにはどのようなことをすべきだと思いますか?

多田良さん ―「私たちが普段食べているものなどにフェアトレード商品を持ち込めないか」というところから考えていけたらいいとは思いますね。例えば、コーヒーやココアなどであれば大学生も普段から飲んでいる方が多いと思うので、そのような身近な商品からフェアトレードを感じてもらえるようにできたらとは思います。
いまではデザイン性があるフェアトレード商品も増えてきているので、使いやすいものから取り入れてもらえるといいのかな。



今後活動していく上での目標はありますか?


多田良さん ―1番はやはり「フェアトレードの周知」ですね。青山学院大学はフェアトレード大学というものに認定されてはいるのですが、活動している団体は少なく、認知はそこまで高くはないと感じているので、ラボの商品がフェアトレードの学内での認知を広めるきっかけになれればいいなと思います。
あとは、ラボ内の目標になるのですが、活動班ごとの横のつながりを強固にして、それぞれの活動を通して得られた知識や経験をほかの班でも生かせるようにして、ラボ内の活動をより充実したものにしたいです。

11月に行われる青山祭では、なにか活動はされますか?


多田良さん ―企画はまだ検討中なのですが、フェアトレード商品を買っていただけるように、自分たちの活動の理由をしっかりと明示していけるようなものを考えています。

Instagramで活動報告や、イベントの紹介などを行っていると思うのですが、他に今後やってみたいことはありますか?


多田良さん ―Instagramが今はイベントの告知でしか動かせていないので、より日常の活動の雰囲気などをお届けできたらとは思いますね。SNSで発信することで、より学生がどのような雰囲気で活動に取り組んでいるかというところを知ってもらえる機会になると思うので、よりInstagramを活用していきたいと考えています。



#渋谷区#渋谷区民#渋谷#shibuya
#shibuyagoodpass#まちづくり
#青山学院大学フェアトレードラボ
#青山学院大学#青学#青学マスコミ研究会
#goodな仲間たち with #青学マス研



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?