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渋谷をひまわりでつなぐ!「渋谷×グリーン」アイデア会議キックオフ!

高層ビルが立ち並ぶ”大都会”というイメージが強い渋谷に、「グリーン」にまつわるたくさんのプロジェクトがあるのをご存知ですか?

代官山にある中央分離帯をひまわりでいっぱいにする「ひまわりガーデン代官山坂プロジェクト」、渋谷各地のビルの屋上でみつばちを育てる渋谷みつばちプロジェクト、笹塚・初台・幡ヶ谷を結ぶ緑道の再整備に取り組む「ササハタハツまちラボ」などなど。

shibuya good passでは、そんな渋谷の「グリーン」を再発見し、それぞれのプレイヤーをつなぎながら新しい渋谷の「グリーン」文化をつくりだすアイデア会議をはじめました!1回目は、まず様々なプロジェクトを知るところから。3名のみなさんに事例をご紹介いただきました。

アイデア募集中!「渋谷×グリーン」オンラインアイデア会議はこちらから登録&参加できます!

1. ひまわりいっぱいの景色をつくる!ひまわりガーデン代官山坂プロジェクト

2000年代前半、代官山の再開発で生まれた中央分離帯は、当初はゴミや雑草が生い茂る空き地になっていたそう。地域の中心地をそのままにしておくのはもったいない!ということで立ち上がったのがひまわりガーデン代官山坂プロジェクト

「夢と希望のシンボルであるひまわりを代官山に広げようと16年活動をしています。今では100人のボランティアのみなさんと種植えから日々の手入れまで管理をしています。こどもたちは都会に住んでいてもやっぱり土いじりが好きなんですよね。他にも夏祭りなどのイベントを開いたり、地域の居場所のひとつになるような催しも開催しています。」とひまわりガーデン代官山坂プロジェクトの森田ゆきさんは話します。

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だれもがぱっと明るい気持ちになるひまわり。そんなひまわりを通したコミュニティづくりは、代官山だけでなく、渋谷の様々なエリアに広がる可能性を秘めているのではないでしょうか。

8月15日〜9月20日はひまわりの鑑賞期間として自由に見に行くことができるそう。自分のエリアでもひまわりを始めてみたい・・!という方がいらっしゃいましたらぜひgood passまでご連絡を!

2. 渋谷産のはちみつで、自然・環境・コミュニティの大切さを伝える。渋谷みつばちプロジェクト

渋谷みつばちプロジェクトは、2011年3月に桜丘のビルの屋上でスタートし、恵比寿、青山、富ヶ谷、笹塚と、渋谷の様々なエリアに広がっています。

「もともと渋谷で不動産業をしていました。ずっと街に関わる仕事をしながら、地球温暖化や自然環境の変化が気になるようになって。本当の意味でサステナブルな暮らしや街のあり方ってなんだろう?と考えるようになったんです。そこで、みつばちとはちみつを通してそういったことについて考えるきっかけをつくる活動をはじめたんです。」と代表の佐藤勝さんは話します。

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よく聞くけれどちょっと難しい「サステナビリティ」や「環境問題」などのテーマを、おいしく・たのしく学べるみつばちでできることはたくさんありそうです。実践者のみなさんに話を聞いたり、見学・体験会などのイベントを開いたり、good passとしても考えていきたいです!

みつばちたちが代々木公園や明治神宮から集めた蜜でつくられた「渋谷のはちみつ」はヒカリエなどで販売されています。

3. 駐車場を公園に変える!Park(ing) Day

一般社団法人ソトノバでは、街の路上駐車スペースを一時的に公園に変える「Park(ing) Day」を進めています。2019年には宮益坂でも実施をしたそう!

「Park(ing) Dayは、もともとサンフランシスコのアート集団Rebarがはじめた世界的ムーブメントです。車中心の街の風景をほんの少しでも歩行者中心の楽しい場所に変える取り組みです。みんなでごはんを食べたり、こどもたちの遊び場にしたり、くつろげる空間にしたり。街の景色が変わるのがとてもおもしろいんです。」と共同代表の石田祐也さんは話します。

見慣れた街の風景が、人々のアクションによって楽しく変化する。渋谷の様々なアクションとパブリックスペースをつなぐことで生まれる景色は、想像するだけでわくわくします。まずは使ってみたいパブリックスペースを見つけるワークショップから!?

そんなソトノバのみなさんが作成した、そんなアクションのだめのガイドラインはこちらからご覧いただけます!

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(意見交換タイム)ひまわり×みつばち×パブリックスペースでできることって?

みなさんから活動を共有いただいた後は、みんなで意見交換!事例紹介中も活発な意見交換が行われ、たくさんの議論が行われました。そこで出たアイデアやトピックの一部をダイジェストでご紹介。

渋谷で採れたはちみつの活かし方って?
・単にお店で販売するだけでなく、もっと地域活性化に役立つ使い方があるのではないか?
・地域イベントの特典やプレゼントとして使う?
・338 farmなど、地域のための居場所での販売はどうだろう?

すでにあるみつばちの拠点をどうつないでいく?
・一般の人はまだまだ知らない、渋谷のみつばちの拠点をもっとみんなに知ってほしい!
・たのしく&おいしく自然環境やサステナビリティについて考えるきっかけをつくるには?
・様々な拠点の運営者のみなさんを集めて意見交換を行う?

はちみつ×食育!
・参加者のなかには管理栄養士の方が!
・栄養もたっぷりなはちみつを食育活動に活かしていくには?

グリーン×パブリックスペースでなにができるか?
・渋南エリアに設置されているアーバンファーム。パブリックスペースを活用すれば、もっと広がりが生まれるのでは?
・渋谷のパブリックスペースを発見するワークショップを実施する?

移動式ひまわりファーム×パブリックスペースで何ができる?
・パブリックスペースにおいて「常設」することはハードルが高い。「仮説」的しつらえをつくることで、ぐっとハードルが下がる。
・ひまわりを乗せた屋台など、気軽にポップアップイベントができるようなハードをつくるには?

住民主役のまちをつくるには・・?!
・住民のみなさんがほしいもの、必要なものをつくることが重要。
・こういう議論の場に、住民のみなさんを巻き込むには?
・代官山坂ひまわりプロジェクトのボランティアのみなさんのお話を聞いてみたい!

渋谷とグリーンにまつわるアイデア会議は次回は9月下旬頃に開催予定!誰でも参加可能ですので、ぜひ公式アプリやSNSをチェックしてみてくださいね。

また、オンラインの掲示板「good talk」では渋谷×グリーンのトピックを立てて、そちらでも議論を継続中です。こちらにもどしどしアイデアをお寄せください!


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