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"情報発信って筋持久力と筋瞬発力がいるよね"っておはなし

トップの画像は最終営業日後の納会ホームタップ部の様子を横井さんが撮影してくれた1枚。お気に入りです。なんだか今年1年おつかれさまって雰囲気があって、素敵な1枚なのでトップ画像にしてみました。

さて本日は2022年の大晦日。

子どもたちが大晦日テンションが騒がしく、リビングでは紅白歌合戦が賑やかに流れ、ボクはこの1年を振り返るべく自室に篭っています。今年もいろんなことがありましたってのはもはや言うまでもなく、おいかぜを去っていった人、新しくおいかぜに入ってきてくれた人、お仕事で出会ったたくさんの人たちのことを思い返しています。2023年の年賀状で総勢45名の似顔絵を描きおこしてもらって全員の顔が1枚の紙に並んだとき、1人1人ときちんと向き合って話したいなぁと思うのと同時に、年2回の面談以外で話せていない人がけっこういるということにも気付いたりもしました。イラストはやまもっちゃんと吉澤さんの所業です。なかなか圧巻ですよね。どのイラストが誰なのかがわかるのがすごいなぁ。

全スタッフとパートナーさんの似顔絵

今年「いま会社が何をやっているかわからない」とボクに直接伝えてくれた人が何人かいました。今までもそういう声が無かったわけではありませんが、ボクと割と近い距離感にいる人たちからの声だっただけに、これは会社の規模が変わり、新しいフェーズに入ったのかもしれないなぁと感じた出来事でした。つまりは今までどおりのやり方では社内広報がうまくいっていない、会社として広報業務が課題であるということ。

とはいえ、ボク的には2022年は創業以来はじめてくらい広報業務にきちんと・丁寧に・時間をかけて向き合った1年でした。

思い返すと、去年の年末年始にマイナビ転職で広報職を募集開始して、4月にある方をおいかぜ初の選任の広報職として採用したものの、ご入社後のマッチングがうまくいかず、8月に京都移住計画さんで改めて募集をすることになり、まさにこの1年は広報職・広報業務に向き合ったと言えるのではと思っています。

根気良く向き合ったおかげもあって、年末12月より新しい広報職の佐々木さんにご入社いただき、1ヶ月間のお付き合いとは思えないほどの動きを見せていただいていて、この1年の頑張りの帰結が最後の1ヶ月に詰まっているのかもしれないなと感じています。

いま弊社株式会社おいかぜの広報室は4人で構成されています。まずは代表であるボク柴田がリーダー、営業職の視点で近藤さん、ディレクター職の視点で横井さん、広報専任職として佐々木さんです。2022年中の目標、まずは広報室のチームビルディング、2023年から本格始動という感じです。

冒頭に書いた社内広報については広報室でも優先順位が高く取り扱っていて、来年早々から取り組んでいく予定です。対外的には”こどものためのでざいんぷろじぇくと ワワワ”のInstagramアカウントを始動させたり、横井さん主導でおいかぜ公式Instagramでの”いろんなかお いろんなかぜ”という社内のスタッフがおすすめランチやおすすめの本を紹介するコンテンツを発信しはじめたり、いろいろと動きが大きくなってきています。20周年に向けたオフィシャルサイトリニューアルの企画も広報室が中心となってディレクションしています。

クリエイティブや企画が点にならないよう、全体を俯瞰しながら、社内と社外を同時に意識しつつ、おいかぜの法人としての人格を”おいかぜさん”と立て付け、その人格が発信しているというようなことができればと考えています。”おいかぜさん”という存在が広報としてのフィルターであり、会社の行動指針・クレドになるような、そんな概念をつくれないかと模索しています。こちらは個人的にはかなりおもしろいと思っているので、また別の機会に詳しくお話しさせていただきます。

そして、おいかぜという会社やワワワの取り組みを知ってもらおうと思ったとき、その中心にいるボクのことを知ってもらったほうが話が早いことが多いこともあって、2022年はボク自身のSNSの使い方も少し変えました。一番大きな変化はtwitterを再開したこと。

たぶん13年くらい前からアカウントは持っていて、なんとなく呟いたりした時期もあったけれど、割と放ったらかしで、おいかぜ公式アカウントの運用と共にリスタートしました。ちなみにおいかぜ公式アカウントも13年前取得、呟くことすらまったくしていなかったというもはや奇跡ですね。

twitterを再開して一番強く感じたのは”情報発信って筋力がいるんだな”ってこと。それも”瞬発力と持久力”。Instagramを使っているときにはあまり意識していなかった情報発信の筋力、たぶん写真を撮るのが好きなこともあって自然にできていたのかもしれません。改めてtwitterに向き合っていると、内的な自分のことや会社のこと、外的な日々の出来事や周りの動きなんかに対して、アンテナを張って自分のフィルターを通して言葉にして誰かに伝える、ってことにいちいち身体を動かしているような感覚になっているわけです。そしてその伝えることを続けていく。伝えることを繰り返す連続性の中にテーマや文脈をつけていく必要があって、その毎度の発信が積み重なる。何だか筋トレとかスポーツみたいだなぁと思ったわけです。

どちらの方が大事ってのはなくて、どちらも大事なんだろうなと思います。ボクはたぶん筋持久力の方が強くって、筋瞬発力が課題。仮にバズらせたりすることに筋瞬発力が必要なんだとしたら、たぶんボクはバズらせたりすることはできない。バズらせたいかどうかは別の話として。まだまだおいかぜはボクの色が強い会社なので、ボクの課題はおいかぜの課題。ボクにもおいかぜにも筋瞬発力が欲しいところです。筋瞬発力って言葉があるのかはわからないんですが。

ボクの今のところの個人的にtwitterは筋瞬発力を鍛える良い場なのではないか?と思っていて、ここのところちゃんとtwitterに向き合っています。あらためてやっているとtwitterおもしろいです。回りくどくてわかりにくい言い回しが多いボクにとって、シンプルに言いたいことを伝える言葉選びがタイムラインに溢れていて、なるほど参考になる!ってことばかりです。いまのところは。

会社の広報業務に向き合った結果として、ボクがtwitterに向き合って、”情報発信の筋持久力と筋瞬発力"に辿りついたこと、なんだか2022年の1年を象徴しているし、2023年のはじまりとしてもフィットするなぁという、そんな1
年の終わりの日でございます。

ボクがtwitterに向き合っているということが、おいかぜの広報の動きの変化の象徴だとして、20周年を迎える来年2023年はとても楽しみだなぁと思っています。おいかぜが次のステージに行けるような動きがつくれたらなって本気で思ってます。

年内にプラットフォームソリューション事業部の採用が一段落し、現在絶賛ディレクター採用の募集中。年始2月くらいから京都移住計画さんでデザイナー職の募集をする予定です。採用も広報の一つの取り組みなんですよね。

20年近い過去を振り返ったとき、大きな変化は、新しい採用が起点になっていることが多くって、これから出会う人たちがどんな変化をもたらしてくれるか、今からとてもワクワクしています。

来年もわたくし柴田一哉を、弊社株式会社おいかぜを、どうぞよろしくお願い致します。




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