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副業などの不定期収入ほど浪費しやすい!?『ハウスマネー効果』


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不労所得や臨時収入といった突然手にしたお金は、自分で労して稼いだ収入と比べて大胆に浪費しやすくなる『ハウスマネー効果』
発生するメカニズムや発生することによる弊害、実証した研究などについて解説しています。


■『ハウスマネー効果』とは?

突発的な収入ほど大胆に使おうとしやすい心理的バイアス

『ハウスマネー効果(House Money Effect)』とは、不労所得や臨時収入といった突然手にしたお金は、自分で労して稼いだ収入と比べて大胆な使い方をしやすい傾向のことです。

カジノで得るお金の使い方が由来に

「ハウス」とはカジノなどの賭博場の意味で、そのカジノで扱うお金やチップである「ハウスマネー」になぞらえて、カジノで得た利益はリスキーかつ大胆に浪費しやすいことに由来しています。

「カジノには行かないし、ギャンブルもしない」という人もいるとは思いますが、この心理的バイアスは無関係な話ではありません。

ギャンブルだけでなく予期せず舞い込んだ収入にも効果が働きやすい

例えば、遺産相続や資産運用による売却益などで思いがけずに大金を得る機会であっても、この『ハウスマネー効果』が働きやすいからです。

つまり、労せず手に入れたお金≒「あぶく銭」なのだから、パッと使ってしまおうと思いやすくなる心理的傾向と言えます。

■ハウスマネー効果が発生するメカニズム

『メンタル・アカウンティング』がハウスマネー効果の発生要因

なぜ、自分で労して稼いだ収入は大切に使い、突発的に得た収入ほど浪費しやすい=『ハウスマネー効果』が発生するのか。

その理由は、人間のメンタル・アカウンティングに起因していると考えられています。

金銭に関して合理性がなく心情的な判断をする=『メンタル・アカウンティング』

『メンタル・アカウンティング』とは『心の会計』とも呼ばれ、人間はお金に関して意思決定をする際、「これは生活費」「これは娯楽費」といったように、自分の心の中で無意識にカテゴリーごとに分類しています。

そのため、自分が分類するカテゴリーの範囲内で損得を判断することから、時に不合理な選択や心情的な判断をしやすくなり、同じ金銭であっても価値や扱い方が変わってきます

この、金銭に関して合理性がなく心情的な判断をする『メンタル・アカウンティング』は、行動経済学の権威でノーベル賞を受賞したシカゴ大学のリチャード・セイラー 氏 が提唱しました。

■浪費し損失が重なってしまうと・・・

本来は『損失回避の法則』が働いて損切りするはずですが・・・

浪費し損失が重なると、挽回しようとさらにハイリスクな投資をする結果、元々得た利益よりも損失は大きくなっていく・・・。

損失を挽回しようとよりリスクをとる行動=『ブレークイーブン効果』

この「損失を取り戻そうとして、よりリスクを取る」心理状態は、行動経済学でブレークイーブン効果と呼ばれています。

◆本来、「損切り」する傾向がありますが・・・

損切りしようとする『損失回避バイアス(損失回避の法則)』

本来、人間は得る価値よりも失う価値の方が心理的に負担が大きいため、損失を回避する心理的作用=損失回避バイアス(損失回避の法則)が働きやすくなります。

ですが、思いがけず手に入れた不労取得や臨時収入を失う時のつらさは、自分が労して稼いだ利益よりも失うつらさが少ないため、損失を回避する・最小化する意識が薄れてしまうと考えられます。

◆類似する心理事象である『コンコルド効果』

「損失が拡大するとわかっていながらもやめられない」心理現象である『コンコルド効果』

ちなみに、この『ブレークイーブン効果』と類似した心理事象としてコンコルド効果が挙げられます。


この続きでは、ハウスマネー効果を実証した3つの研究結果の詳細について解説しています。

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