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ラテン語の格言 (08) 「運命は道を発見する。道が見つからないなら造ればいい」

Fata viam invenient.
 (運命は道を発見する)

Aut viam inveniam aut faciam.
 (道が見つからないなら造ればいい)
 ※一つ前の返し言葉

 この格言は、運命や運が単に待つことではなく、積極的に行動し、自らの道を切り開くことの重要性を教えています。人生の予測不可能さを受け入れ、困難に直面したときに運命を嘆くのではなく、自分で道を作り出すことで運命を形作ることができると説いています。
 人生の意味や方向性は外部から与えられるものではなく、自分自身の内面的な探求と実践を通じて得られるものです。自分の人生において意味ある道を見つけるためには、自分自身で道を探求し、必要に応じて新たな道を創造する必要があるという考え方が含まれています。
 どんな状況においても、自分の力で道を見つけ、創り出すことの重要性を訴えており、自分自身の運命を形作るための知恵と勇気の表れと言えるでしょう。

Si vales, bene est.
 (あなたが元気なら それは良いこと)
 ※ラテン語で手紙の頭語。日本なら「拝啓」

Omnes una manet nox.
 (誰だって同じ夜を過ごす)

In tenui labor, at tenuis non gloria.
 (小さな仕事にも 小さくない喜びがある)

Amor ordinem nescit.
 (恋に上下関係は無い)

Alter ipse amicus.
 (友はもう一人の自分)

Occasio non facile offertur sed facile amittitur.
 (機会は頻繁には訪れず、すぐ逃げていく)

Ex nihilo nihil fit.
 (無から有は生じない)

Altissima quaeque flumina minimo sono labuntur.
 (川は深いほど小さな音で流れる)

Leve fit, quod bene fertur, onus.
 (荷物は上手に担ぐと軽くなる)

Consuetudo est altera natura.
 (習慣は第二の天性)

Nihil difficile amanti.
 (恋をしている人にとって困難なものはない)

Tempus neminem manet.
 (時間は誰も待ってくれない)

Pax intrantibus, salus exeuntibus.
 (訪れる者に平和を、去りゆく者に無事を)
 ※ドイツ・ローテンブルクにある
 要塞都市シュピタールの門に刻まれた言葉

(2010年2月8日から2月28日)

運命は道を発見する

続き


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