3年後の自分(がいる状況)をイメージで作るシンプルな方法
今日もお疲れ様である。こんな酷暑一年ぶりだねって、当たり前だよね。去年の祇園祭ごろには40度を記録し、これはまじで誰か死んでまうぞとざわざわしていた。弊社も出社禁止で各自家のクーラーが聞いた自宅で仕事をしましょうという時期だった。
コロナの数が目に見えて過去のピークを超えて突き抜けたころ、家とコンコンの往復でほぼ誰にも合わずに出社する日々を過ごしている。先日発表した「今混」構想とか一気に整理したりと新しい試みも8月からスタートし、イメージした感じの流れで嬉しい限り。
イメージすることの大切さ
こういう流れをコロナの最中いろいろ考えていた。スポーツ選手がイメトレするように、刃牙が人間サイズのゴキブリとイメージで戦うように「イメージする」事はとても大切だと思っている。だいたいそうなる不思議もある。
二十歳の頃イメージしていた30代の風景に27歳ごろに到達できた経験が強い。ちょっと想像してみるかという簡単な話だった。仕事でもプロジェクトを構想する時点で膨大な想像を膨らませる。プランナーってそういう仕事なので人生そのものをプランニングすることもできるだろうと思っている。
イメージすることなんて難しいって思ってる人は、ちょっと練習してみればいいです。今日の晩ご飯何食べようを想像するんです。
生姜焼き食べたい…でも、それだけじゃ寂しいからお米…あ、味噌汁もあるといいな…ほうれん草のおひたしも欲しい。あ、赤星(ビール)もあれば最高だな…そうだ相席食堂の続きをみながら食べよう…
あ、今日の僕の晩飯のイメージです。
これでテーブルの上の風景だけじゃなくて、リビング全体の風景も、テレビをみながらビールを飲んで笑ってる自分自身の風景も想像できるんです。
これと同じことなんです。簡単でしょう。
遠いイメージは夢物語に見え、
近いイメージは地味に見える。
今日の晩飯を考えようなんて誰だってできるはず。イメージもできる。
その距離を少しずつ遠くしていきます。次の練習は、今月の暮らしの風景とかね。ゆっくりコーヒー飲みたいなーとかだとベランダにベンチを買ったり、マグ買ったり、コーヒーミルゲットするかもね。この1ヶ月でだいぶ暮らしが豊かになるイメージが湧くでしょう。
でも、練習は引き伸ばしても1ヶ月程度で止めとくといいです。
まずはスッとイメージが描ける癖をつけることが大事です。今日どうやって家まで帰ろうかなとか。週末はどういう過ごし方しようかな?のイメージを頭の中に描くくらいがいい練習です。
これに慣れたら次は遠くのイメージをする練習です。
ここからが少し難易度があがります。だって半年後の自分がどうなってるかとか、なかなか難しい。急に遠くをイメージすると難しすぎて心が折れるんです。そこで設定できたとしても夢物語にしか見えなくて萎えてしまう。
人間は難しい生き物だなと思います。
3年、1年、3ヶ月、今週のマイルストーンがおすすめ
厳密にこのようにしているかというと適当ではあるが体感的にこのセパレートで考えている。まず考えるのは3年後の自分。どういう環境に「いたいか」を考えます。どんな自分になるかを考えだすとドツボにハマります。
なんでかっていうと、人って自分のことが一番わからんのです。
友達の3年後はこうだったら素敵!って言えるのに自分のことになると急に難しくなります。それって自分のことがわからないから。そして、これはおそらく永遠にわからないのだと僕は思っています。
なので同じことをいいますが「3年後、どういう環境/状況に自分はいたいか」だけを考えましょう。これだと急に考えやすくなる。で、僕の場合こんな感じなんです。
ちょうど40歳。周りには数え切れないほどの様々なジャンルのプロたちが仕事もあれば仲間としての関係でつながっていて、全く新しい挑戦に横断的なチームでワクワクしている中に自分がいる。そこには酒があり、夢物語のようなことを40歳になっても子供のように考えてる人たちが集まっている。時代はコロナ以降でいろいろなスタンダードが変わり、いくつかの組織を運営していたり、所属している。どれも自分の特定のスキルを必要として関わりをもっていて、そこの仲間たちが横断的に仕事したり、遊んだりしている。
みたいな3年後を想像しているんです。
これを達成するには次1年後、自分はどういう状況にいるかをイメージします。この3年後の予兆がないとまずいなぁとか。そこで手応えを感じてないと3年後の風景は難しいだろうなとイメージできます。
じゃあ、1年後の自分に向けて、3ヶ月x4で何ができるか。四季ごとに一歩ずつ進んで1年後に到達するイメージですね。この夏の終わりにはどこどこまで、秋にはあそこまで、冬には…みたいなイメージです。ほら近づいてきたでしょう。
で、3ヶ月後の状態に到達するには今週何をすべきか。1週間x4で考える。
今週これで、来週あれで、じゃあ今日はこれを試しておこう!って流れです。
多くの人は遠い1年とか3年とか10年とかを考えて、今日のことを考えてしまうんです。それはかなり無理がある。まず遠い理想の自分をイメージすることが超高難易度なので、自分がどういう環境/状況かに挿げ替えることで考えやすくなりますので必ずやってみることをおすすめします。
そうやって食べやすいサイズにどんどん小さくしていくと、今週にいたっては「ちょっとこれ試してみる」くらい食べやすい挑戦になるんです。これタスク管理にも近い考え方です。
計画を友達に語ろう
この3年後計画の達成率をあげる秘密の方法が、自分の計画を友達に語りまくる!というわざ。これチート的に効くのでおすすめです。あいつ、ああいうところ目指してるらしいから、この人会わせたいなとかなるんです。その逆も然りでそういう話聞いた人には、あの人紹介したい!ってなる。周りの友達を応援するサポーターに変えていく。これが友達に語りまくるという簡単な技です。想いと口と酒があればだいたい誰でもできます。
あと言っちゃった!という背水の陣感も効きます。有言実行はかっこいいけど、有言不実行はまじでダサいって誰もが知ってるから、もう言ってしまう。それで失敗しても挑戦しない人よりはずっとずっとかっこいい。
口にすることで誰かのアドバイスで計画が超巻きで進むことだってあります。別ルート開拓されたとかね。まさかの出会いで目指した3年後よりもっとはるかにすごいイメージができたりとか。人間って難しいのに面白い。そう思わない?
どんな未来を生きたいか。
どんな未来を見てみたいか。
そんなこんなをこのコロナの時期とか常日頃考えていて、やりたいことがどんどん増えていく。そう、3社関わろうとイメージしてたんです去年。
これからの時代1社帰属はおかしいかもなって想いがあって、社員たちの人生考えたらマルチに所属して食いっぱぐれない環境ってなんだろうってのもありました。その結果、「1人3社くらいに関わる」っていう小学生みたいな発想なんですがイメージしてたら今のところ2社やってるんです。不思議。1匹は生まれたてなのでこれからどんどん育てていく段階だけど、そんな最中2社くらい相談もあって、なんかすごいなイメージの力はって思うんです。
で、子供の頃、未来の世界を想像してたなと。
車だって浮いてたし、宇宙コロニーにすんだりしてました。
その感じは大人になっても同じなのかもしれないと思っています。
よりいろんな経験をして、知識も経験もついて、できることも増えていって、現実的な夢より、少し背伸びした未来を思い描くってことなんだと思います。この人間っていう不思議な生き物の目的がなんなのかいまだにわかんないまま人間してますが、どうせなら楽しい方がいいなくらいしかわからないんです。自分以外の周りにいる友達も笑ってたらいいなってことくらい。
だったらそういう未来を想像しよう。
僕は頭が良いわけでも才能があるわけでもない。
でも、思考も行動もできる。人生は壮大な小さな生き物の命をかけた実験の場なのだと思う。こんな小さな力でどこまで行けるかを楽しむゲームなんだと思うんです。
イメージしよう。どんどんしよう。
そしたら、気づけばその力は自分に宿ってる。
面白なー人間は!
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いただいたお金は子どもに本でも買おうかと思ってます。