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遠いのか、近いのかわからない未来で
この風景を何度見てきたろうか、風景というより情景というか。
ここは京都芸術大学、かつての名前は京都造形芸術大学の階段から見下ろす京都の街並みだ。19歳頃の松倉が見ていた風景でもある。かつての自分はそこにいて今の礎となる様々な経験をここで得た。
生徒?として4年、入り浸り。
非常勤講師としては、何気に10年近くなる。
学生の頃、毎回下校する時に得体も知れぬ自分への期待値や未来への高揚感を持ち帰っていた。
講師として果たして自分はかつての僕のような高揚感を与えることができているだろうか。似たような可能性を持ち帰って欲しいなといつも思っている。
学部を3つほど数年ずつ受け持ち、ここ数年は通信のみだ。年に1回土日で10時間講義を実施する。その半分が実務であるが最初に発想する人としての基礎教養をゴリっと教え込む。
人は自分が思っている以上に自分を狭めて生きている。
大きくジャンプしていると実感していても、外から見たらぴょこんと跳ねている程度。子供の頃はダイナミックに小さな体で自己表現をしていたはずがどんどんと萎縮していく。思考も動きも全てがこじんまりとしてくる。
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573字
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プランナーとして考え続ける日々や経営しながら苦悩する日々をつらつらと書いていきます。読者の質問には全て答えていこうと思っています。 頻度:…
いただいたお金は子どもに本でも買おうかと思ってます。