友達っていいな

久々に夜通し遊ぶ。大学時代につるんでいた仲間たちと酒を飲んで近況や昔話をつまみに盛り上がる。大学時代の友は死ぬまで友達だ。7時くらいから飲みだして家に着いたのが朝4時ごろ。たくさん笑った。

大学時代はろくに勉強もせずにバンドやフリーペーパー、遊びなんかに本当全力でぶつかっていた。思い出話が尽きないのは真剣に遊んだ証拠だろうなと帰りのタクシーで寝静まった街を眺めながら思った。

有り余る時間をいかに有意義に使うかを考えると、全力で遊ぶ選択肢になる。今の大学生もそうだろうと思う。その今ある瞬間に全てを注ぎ込むことをオススメする。じじいになるまでスルメのような酒のつまみが大量にできるから。

みんな等しく老けたからか、全然みんな変わっていない。10数年前のままだなとおじさんたちを眺める。そうもう僕らはおじさんだ。すごいね、信じられないけど、お父さんにもなってるね。働いてる自分たちを想像できないなとよく話していた。大丈夫だったよ、大学の頃から全然変わってない。

大声出しすぎてボロボロの声と、フラッフラの足取りで家の玄関にいきつく。ぼそっと独り言で「友達っていいなぁ〜」とつぶやく。
大学入学のとき、父親と母親が引越しの手伝いできてくれた。
別れ際、父親が「大学でできた友達は一生の友達だから大事にしよろ」って言ってたのを思い出した。本当、そうだね。

できるだけ長く、シワを増やしながら、家族も増えながら、同じ話を何回しても、また昨日のように笑って乾杯し続けたいね。友達になってくれてありがとう。これからもよろしく。

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