自分自身の守り方を考える
平日も土日も8時ごろ目を覚ます。子供が小学校に行かなくなってから朝一で起きるのは僕になった。二日酔いの次の日以外は。
日曜日には決まって仕事の整理や掃除をする。
朝一でお金周りの処理を数時間し、諸々の振り込み予約を終える。目を通せていなかった行政書類やら色々。
足りない備品を買いに文房具屋へいき、事務所で組み立てれていなかった色々を黙々と作る。今日はゴミ箱を一新した。
次にパソコンの前に座り、適当に音楽をかけ、仕事の整理をする。
誰にも話しかけられず(メールやメッセは終日なり続けているが)全ての通知を閉じて黙々と仕事をする。言葉を書いたり、数字を睨んだり。
とぼとぼと事務所の庭を野良猫が横切る。
もう僕らのことは驚異とも思っていなく、風景あたりに留めているようだ。
手を振るとこちらをチラッと見てムスッとした感じで去っていく。
SNSは一方的に投稿するだけで眺めたりもしない。ちょっと濁った川みたいな状態だ。今は極力避けている。
窓を抜けていく風を感じたり、遠くで聞こえる子供たちの遊び声に耳を固めけたり。海の上でぷかぷか浮いているように思考の海を泳いでいる。
自分自身を大切にする日ってのがとても大事になってきた時代だなと思う。
年齢のせいもあるかな。とりあえず平日はバタバタと心の海は荒れていく。それを凪に戻していく。スーッと済んだ思考の中でたゆたう時間を自分で作り出す必要がある。
平日5日間働いているが、1日を「あなた自身の日」として、自分のやりたいことのために使う1日とか、勉強しておきたかった本を一気に読む日とか、疲れが溜まっているなら温泉に浸かりにいくとか、そういう日を設けても良いのかもしれない。
コロナの変化で日常生活の安全圏にすら仕事のストレスが介入するようになった事実がある。いくら仕事が好きだといえど、暮らしの方が何百倍も好きなわけでその中で仕事をみるとノイズでしかない。嫌いにすらなってしまうんじゃないかとすら思う。
この時代を生き抜くために色々考えていかなければいけない。経営的にもそうだけど、プレイヤーとしてもそうだ。特にうちの社員は僕ほど強くない。経験だってまだ少ないし、トラブルの対処法がわからないだけで心的ストレスはすごいはずだ。ひとつひとつすっころんで学んでいくものだが、今は時代が早すぎるし特殊すぎる。毎日転ぶみたいな日が続けば僕だって心が折れる。いかにして仲間を守るか。その中で成長していくかはこれから開発していくしかない新しい状況となっている。
そんなことを週末日曜日に色々と考えている。
書くことで、言葉にすることで、頭の散逸した思考を整理していく。
仕事の仕方を教えるとともに自分自身の守り方を教えていく必要があるのだなと思う。
いただいたお金は子どもに本でも買おうかと思ってます。