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目を凝らし、思考を回せ。

2月までのバタバタから3月は平常運転+コロナの影響で黙々とした時間が続いている。少なからず僕たちの仕事にも影響があるのかもしれない。まだそれは先の話だろうけど、直打撃ではない。

つくづく思うのが一つの仕事のみで飯を食うリスクだ。
これはこの先、とても危険なことなのかもしれない。そんなことを冷静に考える3ヶ月を過ごしている。前にも書いたが経営、特にお金の勉強をしている。今までおざなりだったのが正直なところ。

数字を見直していると会社の健康状態がわかる。
損益分岐点到達するのが遅すぎる。とかわかってくる。
どこが悪いかが少しずつ見えてきて改善方法を考える。コロナの一件に関しては、足元を見る機会とも少し先を強制的に見るきっかけだったように思う。経済を止めないために同じ状況に再び陥った時、僕らは平然としていられるか。その対策を考ええている。

簡単にいうと自社をもちながら複数社のスキル違いの組織に所属もしくは運営をしている状態が望ましい。これは僕に限らず社員も。ざっと死ぬまでの必要資金を計算すると社長でギリギリやん。。。っていう数字が出てきた。これを見てゾッとしたのはこの会社で死ぬまで必要最低限の生活を保証できるのは自分だけだと気づいたこと。あんなに社員頑張ってるのに。

すでに自分たちの住む国自体何か歯車が狂い出していて、そのルールに平然と乗っかっていると痛い目にあう。なのでこの時代をマジでサバイブするために自分で考え、自分で行動する能力がないとマジで死ぬ。うちの社員にはそうなってほしくない。なのでプロジェクト進行だけじゃなくてお金の見方も自分の金額もできることできないこともしっかり見つめる時間を作ろうとしている。

今日は良い天気でも来年の今日は違う可能性がある。そのくらい平穏な時代ってのは過去の遺物のようになっているなと思う。
暗い話のようでいるが、そういう時こそ人は新しい方法を発明してきた。豊かな時こそ成長は鈍化し、危機を感じる時こそ成長は加速するように思う。

田舎で穏やかに過ごす理想の老後ではなく、
固定費を極限まで下げながら都会と商売をする差分を作るとか。
それでいてQOL上がるし良いなと思ってたら足元すくわれる。田舎で暮らすことの方がQOL下がることなんてザラだ。リアルな対話が苦手な人とか本当厳しいと思う。目に目ないコストが田舎暮らしにも発生する。

目を凝らし、思考を回せ。
豊かさは誰かに与えられるものではないと薄々気づいているはずだ。
それは自分で掴むもの。畑を耕すように自分で切り開くものだ。

いただいたお金は子どもに本でも買おうかと思ってます。