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あたらしいまいにちノート

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まいにちのあんなこと、こんなこと。
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#本

話題の本を片っ端から読む理由

事務所も家も本だらけだ。しかもバラッバラ。 亡くなった祖父も本の虫だった。読書を苦しいと思ったことは一度もない。 というのも趣味で読んでる本はほとんどないから。わりとほとんど仕事のために読んでいる。あんまり本を読まない人が増えているらしいけど、純粋にもったいないなーと思う。インターネットより早く深い知識が得られるのに。そして、自身の特徴としては書店に面出しされる本は片っ端から覗き見ている。 今回は、本や書店に足繁く通い仕事に活かせる情報をお伝えする。 書店入って直ぐの面出

「本を読ませる」という教育

うちの会社は月に数万円分の本を買う。 スタッフと近場の本屋にてくてく歩き、30分くらいで欲しい本全部持ってきてくださいといって各自解散。それぞれ持ち寄って丸っとお会計。 年間で考えると本に関わる出費がすごい。税理士にも突っ込まれる。 厳密にいうと飲み会の経費の方が突っ込まれるけど。 なぜ僕らの会社が本に糸目をつけずにお金を突っ込むかというと僕の幼少期の経験がある。 我が家はいかつめな父がいる。とても厳しく強い親父という感じだ。 仕事は自衛官。そんな対岸な仕事をしてる父親の

言葉の汚いクリエイティブ・ライフの良書

「クソ野郎はいつまでたってもクソ野郎」そんな素晴らしい言葉で始まる本書。主に広告クリエイティブでの舞台裏についてリアルに伝える内容になっている。 広告に限らず広く受託クリエイティブ業にとって、共感度が高い。 「クソ野郎にならないために」さまざまな角度からアドバイスがされており、ブリーフィングが意味をなさないとか、まじそれ!と頷きまくるところ多々あり。 ちょうどうちの会社のブリーフィングフォーマットを作っていたので改めて、どのような情報群が受け手にとって重要かを再確認できた。

仕事のための僕の変な本の買い方

朝8時台に新幹線に乗り東京へ。 あったかいお茶をズルズル飲んでパチパチ仕事してペラペラ本を読む。 いつもの癖で喫煙席側の席を抑えていたが、そうだ禁煙したんだったと思い出す。京都駅の本屋で「一番売れてる文庫本どれですか?」と伺って買った本を読む。 自分では買わないであろう啓発本だった。 毎月そういう買い方をするのでビジネスマンが多い書店で買うと必ず啓発本を読むことになる。 ざっくり言うと「やらない事リストが大事」という内容だった。 こう言う本が売れる背景を考えると面白い。

共通のコードを発見していく

何となく気になるから本を買うということが少ない。仕事柄、仕事に関することをグッと詰め込んでインプットする読書が中心なため、将来必要だからというような情報摂取は少ない。 ふと書店で目に留まったのが「THE CULTURE CODE」。 邦題がいかにも日本受けするようなしょうもない和訳が添えられているが、立ち読みでちょっと読むだけで、これ探していた本だ!とすぐにレジへ向かった。昨年末から経営を勉強するための本を読んできたけど、いまいち腑に落ちない情報が多かった。どれもこれもがビ