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あたらしいまいにちノート

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まいにちのあんなこと、こんなこと。
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2019年9月の記事一覧

最大の仕事は人を育てること

怒涛のような9月が過ぎ去ろうとしている。間違いなく今年一番のバタバタだったかもしれない。ずん!と体の芯が思い。今日は少しだけ積み残しの仕事がありつつも子供達が寝静まった時間にやろうと決めて子供達と過ごす。 夕食ができるまで散らかったデスクを片付ける。 不要なものはシュレッダーし、発掘したものはタスクに入れる。 デスクつながりでデスクトップも整理する。まだ1日残ってるけど、勝手に9月を締めにかかっている。 月に一回くらいはデスク掃除をする。 このデスクが僕の仕事の母艦となる

デザインでも、WEBでも、プロダクトでもなく「実感」を納品する仕事

有形無形の様々を納品する仕事があるのがうちの会社。 無形なんなん?ってなるとコンセプトや裏側で走る戦略とか。 昨日、今日の出張では「実感」を納品しにいってる。 もちろんプロジェクトに関わる制作物は作っている。 オーダーの半分くらいが制作物であり、戦略だ。 残りの半分は、その地域の持続可能性を育てること。つまり、現地の人たちだけで出来事を作っていけるようにしていく必要があると判断した。 多くの仕事がオーダーされた依頼の期待に応える形で納品分を作っていく。 僕らの会社の場合、

手作り手書きデジタル手帳作ってみた

ほぼ日手帳買うならどれかな? と使いもんしない紙の手帳を毎年買っていることにそろそろ疑問を感じ始めていた。タスクはアプリで管理しているが、詰め込みすぎるのと毎日と週末日曜日いろいろ棚卸しする中で「手書きで書く意味めっちゃある」ってのは理解していた。それでもデジタルの利便性が優ってオールデジタルで対応していたのだ。 しかし、ふと手荷物タブレットとApple Pencilを見て、「いやこれいけんじゃないか?」と気付き、なぜか0時になってキーノートでチャチャっと作ってみた。 こ

Twitterの #10年を振り返る でハッとした。

Twitterで#10年を振り返るというハッシュタグが流行っていた。 気晴らしに振り返ってみたけど、簡単な装置なのにすごい自身の振り返りに向いてる投げかけだなと思った。 ちょうど10年前、息子が生まれていた。 この10年間何があったかを振り返ることがなかった。 軽い気持ちで振り返る10年は人それぞれ違うのだろう。 それを想像するとこのハッシュタグはすごい意味がある投げかけだなと思ったのだ。 140字というのもいい。とても重要なことしか書き残せない。 いろんな仕事をするなか

ホモルーデンス展の作り方

まいにち日記を再開したと思えば現場続きの日々である。土埃まみれで1円にもならない物事に夢中になる。本当に遊びだ。仕事をし終えた後の設営。夕焼け小焼けがなっても、もう僕は大人になってしまったので夜遅くまで大丈夫。遊びに夢中で夏休みの日記を最終日に描くようにその行為自体を失念していた。 HOTEL ANTEROOM KYOTOより今週土曜日からスタート。 見積りをかき、スケジュールを立て、計画的にお披露目まで淡々と作り上げていく、、、ということの真逆のプロセスで展開されている。

それなりに頑張る。それが一番いい。

散らかりすぎたデスクトップ。 全く別の世界だよと机の上には空っぽの缶コーヒーが3本だけ転がっているデスク。一つずつ仕事を終わらせて行く。9月はデスマーチとはいえ、残業もせず、今日がうっかり休日と知らない僕は一人でモクモクと作業していた。なんだか打ち合わせが少ないと思ったんだよ。 観葉植物に水をやるように灰皿に水をさす。 ちょっと吸いすぎた。アイデアを考えるときや、資料をつくり込むときにずっと加えてしまう。こんな年齢にもなって、もはやおしゃぶりだ。 タバコの不始末は怖いのでい

子供に自信は与えられない。与えられるのは機会だけ。

バタバタと東京出張の準備。 むくりとおきてリビングに上がると朝っぱらから息子がノートパソコン(僕のお古)でスクラッチ(子供用プログラムソフト)で何か作っている。 昨夜は久々に子供達が起きてる時間に帰ってこれた。 息子が嬉しそうに「学校でプログラムの授業があった!それがスクラッチだった!」と報告してくる。去年かな?プログラムって何?って聞かれたので言葉で教えるよりやらせてみようとインストールして、本を買ってあげた。そこから簡単なゲームを作ったり大人も驚くものを作ったりしていた

ワクワクする係の重要性

片道2時間ほどかけて福井県へ向かう。昨夜は続けざま2軒とも素敵な店で日本酒がミネラルウォーターかな?ってくらい進んでしまった。朝起きて集合時間の10分前。ただよう酒の香り。抜け切らない酒を連れて日本海を目指す。 僕は道中が好きだ。仕事の話も暮らしの話も知らなかった相手のことや自分のことを交換し合いながら目的地を目指す。このプロセスは娯楽にちかい。運転してないって楽さもあるんだろうけど、飲み屋で知らないおじさんの話を聞くみたいなスルメ感がある。 人の話はまるで本のようだなと

主婦・主夫のためのギルド型プロダクションを作りたい!

主婦・主夫の制作ギルドが作りたい… この思いは結構前からありました。 25歳ごろに子供を授かり、今は二人の子育てをしていますが、多くは妻に頼りきってるのが本当のところ。ある時、家計簿を整理しながら冷静に未来に必要になるお金を計算してみると、ゾッとするような金額でした。 夫婦共働きが当たり前になってきた。そんな言い方もできますが、夫婦共働きでないと生活していけないがために当たり前になっているのだと気づきました。 これまで10年以上、いわゆる制作業務に携わっており沢山の人たち

「空気を読む力」を鍛える

会って伝える情報量とメッセやメールで伝える情報量はアジェンダとしては同じなんだけどディティールが全然違う。今日久々に社員全員がオフィスにいて、数時間程度一緒なだけなんだけど、確認事項とかを一気に共有する。依頼することも口頭で説明するとものの10分くらいだった。 これをオンラインで出来るだけ明瞭に伝えようとすると資料細かめに書いたりでその時間のロスがある。とはいえ、わざわざ仕事の共有のために集合して会うのも効率的じゃない。この間をとって、詳細伝える時はビデオ会議がいいかもしれ

「自分でやってみる」ことの大切さ

自分の手で作業することを忘れてはいけない。 そんなことを定期的に思い出したりする。 年齢とともに指示を出す方へと回っていってしまうが、自分で機材を揃えて実験したり、できるできないを自分の体で理解していかないと、頭でっかちの人になってしまう。 今日も古いブラウン管テレビに出力テストをしていた。 どうにも比率が綺麗にいかない。ハイテクな現代のマシンと今ではローテクとなった4:3のブラウン管テレビと格闘していた。プロに任せればいいと思うかもしれないが、これは僕の遊びなので自分でや

3ヶ月後の自分と3割の余白を意識してたら、なんだかんだ生きていける

毎日、3ヶ月後の今日のことを考えるようにして1週間がたった。 今日だと12月9日のことを考えている。その時、自分・会社はどうなっていたいかを考えるのだ。依頼を受ける来年の計画で慌ただしくしていたい。 であれば、残り3ヶ月でできることを考えると今日の行動が変わるシンプルな人の法則だなと思った。想像できないことは実現しない。 つまり、想像すれば実現できる。それってのは行動をイメージできるからなんだと思う。 いつもこうやって自分で試して、実感を得たものを日記に書く。 この日記に

すべてに最適化されたデザインはないのかもしれない。

さくっと昨日の日記を逃している。 年1で大学で講義をしている。土日に合計10時間。 慌ただしい濁流のまま、昨今学名で大荒れの京都造形芸術大学・大階段の前まで流されついたまま5時間講義に突入。 疲れ切った私は、気付けば飲み屋でビールをあおっていた。飯も食わず酒だけを飲み続けて気付けば部屋で眠っていた。 日記を書く余裕など微塵もなかったなと寝起きの寝癖だらけの顔を洗いながら残り5時間の講義に出かける準備をした。 最近はタクシーをスマホで呼べる。この場所に迎えに来て!とピンをさせ

幸福度なんて測れない

時間に追われていると幸福度が下がるらしい。 へぇ〜と思いながら情報を眺め、ふと思った幸福度ってどう測ってるの? 幸せですか?でYESという。 0ー100でどんくらい?で80くらい?とかなのか? そもそも、幸福感度って個体差すごそうだな。 さっき食べたラーメンが美味しいから、今僕は幸福感と満腹感に満たされているわけで、すごい波があるのだろう。 幸福度なんて測れるわけない!という結論にいたった。 そもそも度合いがある時点で何かしらの比較なのだろう。 人それぞの幸福があるのだし