人のいろんな感覚に触れて、私は変わった。
幼い頃から、自分の殻に閉じこもり自分だけの世界観を創ることが好きだった。
実世界では人に色々言われるし「いい子」でいないといけない。
自分の意見を言えず、周りはわるい人に見える。
それ故に思いがけないチャンスを逃したり、本当に欲しいものを我慢してどうでもいいことに気力を使ったりすることもかなりあっただろう。
我慢すればいい。人と合わせればいい。良くないことが起きたら逃げればいい。
なぜなら、それでも生きていけたから。
今思えば恥でしかないけど、「自分は誰よりも恵まれている」と思っていたこともある。
変にプライドがあり、人と深く付き合おうとしない子だった。
けど、大学生になって、自分はだいぶ変わったと思う。
学校以外の場所で、学校から出された課題以外で、学ぶことがたくさんあると気付いた。
人と会話し感謝されることでしか得られないモチベーション。
努力のすえに根拠のある自信を持って臨むことでしか感じられないアドレナリンの急上昇。あふれ出す笑顔。
多様な生き方を知って、悩んで悩んで地団駄を踏んでいる気もするけど、なんとかして前に進もうと舵を取っている今。
大学生になっても今まで通りの私でいれば、もっと事は簡単に進んだのかもしれないと思ってしまう。
だけど。人の人生や経験、性格に触れ、「助けてあげたいな」「自分も頑張らなきゃな」と前向きな気持ちになれるのっていいなと思うし、人がどうすれば喜んでくれるのか考えて実行する楽しさも知れた。
だから、後悔はないよ。
いつまでたってもサボリー大学生で自分が嫌になることもあるけど、これからも自分は自分の信じた方向に進化していきたい。
「嫌だ」「諦めたくないけど、諦める」「私なんて誰も必要じゃない」
こういうこと言うのは、両手両足で数えても数えきれないくらいの経験を積んでからにするよ。
なぜなら私はもう変わり始めているから。
私は自分に正直になって、今日も明日も生き続ける。
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