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[エッセイ]しばみの考え事

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エッセイ集です。
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#大学生

完璧な人なんていないよ、と言われても

完璧な人なんていないよ、と言われても、 私はやっぱり完璧な人でありたい。 成績も上位に居…

自分を愛する先には何があるのか

今の自分を愛してしまったら、自分ってどうなってしまうんだろうという不安が消えない。 なぜ…

弱くて自己肯定感が低い自分でも、全力になりたいって思えたこと

物事は一面だけじゃないんだなって思った日。 今春ある人材系ベンチャーに入社した社員の共通…

ESの添削結果が返ってきた。よし、逃げろ

私がエントリーシートの添削とフィードバックを開くまで、おそらくあと数時間はかかるだろう。…

なんていうか、認められたいんだよね私

意地を張って、見栄を張って、みんなに「すごい」って言われたくて。 でも「こう言ったら自慢…

新年早々、マイノリティ。

昨年の年明け、私は人生で初めて「あけおめ」を言えない年始を迎えた。 理由はこれ。 テレビ…

【エッセイ】優しい傷と言うしかないのか

最近私は優しい傷に惹かれる。 Dear Evan Hansenというミュージカルを観た。思いやりのある少年Evanが傷を恐れてやさしい嘘をつき、やがてその嘘が自分の範疇を越えて広がってしまう。最初この作品に出てくる人々はEvanと違って、「ふつう」に暮らしているようにみえる。でも実際はいろんな傷や秘密を抱えて誰にもいえず、自分には価値がないと考えてしまうような人がたくさんいるのだと、だんだんみえてくる。劇中歌のThe Anonymous Onesがこのことをよく表していると