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行ってきました!「土湯こけし祭り」

以前、なべさんにご紹介頂いた「土湯こけし祭り」に行ってきました~!

なべさんは宮城県に地域おこし協力隊として入り、鳴子こけし工人の見習いをしている方です。私が研究で行き詰まりを感じている時に、今回のお祭りをおすすめしていただきました。

みなさんはこけしにどんなイメージがありますか?
私は正直怖いものだと思っていました。

こけしは「子消し」を語源にしていて、間引きなどによって殺してしまった子供の慰霊のために飾るという話を聞いて、「こけしの数だけ亡くなった子供がいるのか、、、」と怖くなったのを覚えています。
実際、この説の信憑性は低いようです。

「子宝を授かる」や「子供の健康」を願う縁起物というのが一般的なのかもしれません。また、地域によって姿、形も変わるためお土産品として記念に集めるという方も多いと思います。

土湯こけし祭りの会場ではすーごい数のこけしが並んでいます。
こけしを触るのに手袋を持参している人はガチもんのファンだなとお見受けしたり、こけし工人が会いに行けるアイドルみたいな存在になっていて、一緒に写真を撮っている人もいました。

販売されているこけしの種類は様々で、伝統的なTHEこけしというものから可愛いマスコットこけしみたいなのもいました。

ここに自分の気になっていた「つくられた伝統」の要素を感じられました。「つくられた伝統」とは実際には伝統的なものではないけれど、伝統っぽく見せて人の関心を引くものです。消してネガティブなことではないのですが、今注目している変化の1つです。

販売コーナーを見ると、デザインと価格差が気になりました。やはり伝統的な形をしているものは高くて、ミニマムだったり、可愛いと感じる物は比較的安価だったと思います。
売れ行きはわかりませんが、リーズナブルなものばかりが売れてしまえば本来の形が薄れていく可能性はあると思います。でも、本来の形があるからこそ工夫が映えるもんですよね。
その辺りをどのように戦略立てて販売しているのかとても気になりました。

あと、会場から見える土湯温泉の風景が綺麗でしたね。
どこかの民族なのか?と言われるほど目が良い私はこの風景の中からたこ焼きやさんを発見し、この後そのたこ焼き屋さんの近くまで行ってみることになります。
写真を置いておきますので探してみて下さい。

たこ焼き茶屋を探せ
こんな荒い写真で見えたらすごすぎ

土湯こけし祭り行ってよかったです!
なべさん本当にありがとうございました。
おでかけとして楽しかったのはもちろんですが、とても勉強になりました。
今度は鳴子温泉に行ってみたいと思います!

読んでいただき、ありがとうございました。



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