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【まちづくり日記】自分達の役割がわかったかもしれない

町で開催しているまちづくりのラボに友達を引き連れて参加してきました~!

友達とラボに向かう車内、不安で溢れていました。
このラボは町でまちづくりをしている会社が主催しています。この会社の事業によって駅前を中心に次々と再編成されているのですが、その目的はいまいち周知されていません。

どうやら県外出身の社長が目的のわからない事業を進めているらしい、みたいな状態です。
私は会社の社長と一度話しているので人柄はわかっていますが、友達は初対面のため不信感いっぱいで向かいました。

そして、ラボでは会社が取り組んでいるまちづくりについての説明を聞きました。実際、この事業は全国でも珍しいくらいの成功事例なんだそうです。町民に知られていないのが課題だと本人もおっしゃっていました。

駅前にワーケーション施設やカフェ、住宅街などをつくっており、経済効果もとても大きい成果をあげています。こんなに小さい町でこんな成果が上がっていたのかと感動しました。

そして、帰りの車内。

「あの事業が成功してさ、私達の暮らしが良くなったと思う?」

「思わない」

結局、この結論にたどり着いてしまいます。
私は町のはずれに住んでいて駅に行くにも車が必須です。いくら駅前が整おうと私達に影響はありません。また、収益の還元は子供達の教育にあてられているそうです。

駅前、町のパンフレットはどんどん綺麗に整えられていくのに、私達の地域は耕作放棄地、空き家が増えていくばかり。
これで成功事例と言われても、不満を感じてしまいます。

でも、今回で不満の原因と自分達がやるべきことがわかりました。

社長が取り組んでいるのはワーケーション施設、カフェ、住宅街のように建築物が中心だということが分かると思います。つまり、この社長は建築中心のエリアデザインが得意なわけです。

それがわかると、私達が感じている不満がこの事業のデメリットであることがわかります。
・恩恵があるエリアが限られる
・町並みを大きく変化させてしまう
などなど。

ですが、外部的な目では高く評価されています。つまり、対地域外向けのまちづくりは整いつつある状態です。

だったら、結論はこうです。
地域内は私たちが盛り上げるしかない!

何をしているのかわからなかった存在の目的を知ったことで、自分達が出来る役割が見えたと思います。これから話し合いを進めていかなくては!!

今のところの課題は2つです。

1つ目はどんな成果を上げたいのかの検討です。
簡単にいうとコンセプト、ビジョン作りをしないとなーということです。

2つ目はお客さんからの脱出です。
これは私の主観的な問題かもしれませんが、扱いが「ラボに来たお客さん」なんですよね。お客さんとかじゃなくて、私は仲間になりたいのでなんとかお客さんから脱出したいですね。

読んでいただき、ありがとうございました。




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