デッサン&デザイン / 初心者の方へ
デッサン&デザイン / 初心者の方へ
初めての人は基本的に下手です
でも下手であるということは恥ずかしいことではありません
出来ないということも恥ずかしいことではありません
下手である
出来ない
それを知れたら
それは「成長」なのです
そして、ずっとデッサンもデザインもやっている私・・・・
そんなに上手くはありません笑
入試では受験全学科全て満点でした
でもあくまで受験レベル
上には上がいる世界です
いつ迄経っても
へたっぴなんですよ
デッサンもデザインも一朝一夕でどうにかなるものではありません
日本の職人の世界では「技を盗む」と言われます
じっくりと周りの人やデモストの人の仕事ぶりを観察して
自分で色々と発見をしてみることが大事です
もちろん骨格や光や影の勉強などは
個人的に自宅などでやる必要があります
そこでわからないことがあったらどんどん訊いてください
あくまで自分の挑戦と日頃の勉強はセットです
トライする前に答えをしろうとしても、
例えそれで正解(のひとつ)を知ったとしても
それは知識でしかなく、
結局それを実践できるようになるまでには
様々なトライアルが必要となります
そして、その答えは「教わった先生の答え」
であることには間違いは無いですが
それがあなた自身の答えとは限りません
(おそらく違います)
デザインの世界の答えは人の数だけあります
そこが面白いところだと思いますので
どんどん挑戦をしていってください
そして、上達するためのすごく重要なヒントを・・・
それは
「大失敗をすること」
です!
失敗を恐れて
なんとなく失敗まではいかないような、
ほどほどの無難な作品を作っていても
全く伸びません!
当院のドアには「Fail harder」と書いてあります
渋谷美術学院は大失敗を一杯する場所です
大失敗をすると「ああ、これではないのだな」ということがわかります
誤った道・行き止まりを発見することは
デザインという迷路の中で大切です
そしてその失敗を繰り返さないことも大切です
たくさんの失敗で行き止まりが消去されてくる
=答えや正解が絞られてくる
ということです
やはり
大失敗を繰り返すことが
大成功への一番の近道だと私は思います
ですから、皆さんもどんどん失敗をしてくださいね
失敗だと思っても凹む必要はありません
それが成長なんですから
好きこそ物の上手なれ
好きなことはいくらでもできるはず
(ほんとうは上手いも下手も関係ないんだけどなあ・・・)
振れ幅が大きければ大きいほど、
人生は深くなる。
by
永井一正
ちょっとずつ書いていこうかと思いますので
よろしくお願いします
渋谷美術学院 代表 山本ヒロキ
〆