生きるのが怖い。

漠然とした不安に怯えている。分からないことを考えると不安になるっていうよね。未来が怖い。生きるのが怖い。

だって実は1秒先も分からなくて、人間って脆いからいつ死んでもおかしくない。当たり前に思えることは実は当たり前じゃない。私たちは、この世に産まれ落ちた瞬間から終わりに向かっている。いつでも隣に死がある。

生物的に捉えると子孫繁栄のためなんだろうけれど、それにしては人生長すぎやしないか。人間は20歳くらいまでは成長するから、"明るい未来"なんてものがあると心の何処かで夢見て生きてきた。でも20を超えると下り坂だ。明るいものなんてない。汚い社会で働いて、年老いて、死ぬのを待つだけだ。

人生、これでいいのかなと思う。仕事をして、生活費を稼いで、娯楽にお金を注ぎ込み、また働く。未来のために投資だってするだろう。いつか死ぬかもしれないのに。明日死ぬかもしれないのに、将来のために働いている。明日死ぬかもしれないのに、満員電車に乗って、体がボロボロになっても働いている人がいる。それで、それでいいのか。生きるってつらすぎないか。人生は修行で、きちんと修行したら来世は仏にでもなれるのだろうか。来世になったとき、今この記憶、つらさを覚えていないとしたら、なんのためにつらい思いをして人生をやってるんだろう。

先日法事で仏教の教えを聞いたけれども、うまく咀嚼できていない。祖父は、どんな気持ちで念仏を唱えていたのだろう。聞いておけばよかったな。教えてよ。怖いよ、死ぬの。つらいよ、生きるの。

見ないふりをして、みんな生きているのだろうか。考えてもムダ!楽しいことだけ考えよう!と割り切れるほど、うまく私を飼いならすことはできていない。

なんでこんなに泣いているんだろう。子どもみたいに泣きじゃくっている。昨日の夜中に考えが巡って泣いていたけれど、今日もまた、泣いている。考えると涙が出る。なんでこんなに弱いんだろう。どうしたいんだろう私は。

寝不足だし、疲れているんだろう。まだ月曜が終わったところなのに。早く寝ないと。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?