日曜日の夜は空っぽの街角
朝帰りして泥のように眠ったあと、昼すぎにいちど目が覚めたけれど、吐き気と頭痛とだるさで夕方までベッドから出られなかった。こんなにひどい2日酔いは久しぶりだ。
恋人にふられたことを報告したら、友人たちがわたしを慰める会を開いてくれた。
つらいときにお酒を飲む行為は麻酔を打つようなもので、痛みを一時的に鈍らせるにはちょうどいい。
いつも厳しい意見ばかり言う友人が、「まだ向こうサイドの話を聞いてないから断言はできないけど、たぶんお前は悪くない」と言ってくれて安心してしまった。