ニュージーランドの建築とインテリア
お久しぶりです。現在は、南半球の小さな島国、ニュージーランドでのんびりと暮らしています。
幼少期に過ごしていたニュージーランドへ大人になってまた戻ってきました。十何年前とは何も変わらず、こちらでは時間の流れがゆっくりしています。
さて、今日はニュージーランドの建築とインテリアについて、つぶやきます。
大自然の中に溶け込む建築
ニュージーランドの建築は、まず大自然に溶け込むようなデザインが特徴的。外壁の色彩も自然や景色を邪魔することのないベージュやブラウン、グレー色が多く、最近の街中の新築住宅を見ていても、木材を使った外壁が多く見受けられます。
大きな窓
ニュージーランドの住宅を観察してみると、日本と大きく違うのが窓のサイズ。日本と比べると、とにかく大きい窓を設置するのが当たり前。
夏は夜9時まで明るく、一年を通して日差しが強いこの国では、ほとんどの国民が日差しが大好き。カーテンをつけない住宅も多く、道を歩いてても家の中が丸見え、なんてことも当たり前。
気になるのは防犯についてですが、逆に丸見えだからこそ、窓を割って泥棒が入ってくる、なんてことはたまに起こるくらいです。
エクステリア家具をインテリアに
先ほど少しお話して日差しについて。日本の約7倍の紫外線量、少しの外出でも肌がチリチリして痛く日焼け止めは必須。インテリア選びも、ほかの国とは違います。
特に日差しが強い南島では、通常のインテリア用ファブリックを使用した場合、太陽によって色が抜けてしまい、生地がすぐボロボロになってしまいます。そのため、あえてエクステリア用のファブリックをリビングのソファの張地に使用したります。
チェアやデスクの木材も必ず日焼けしてしまうので、どの木材を使用しているかも注意して選択する必要があります。
大自然と大きな窓、開放感たっぷりのデザインですが、紫外線の影響でインテリア選びに制限がかかっていたり、外から中が丸見えで大丈夫?と少し心配になったりするニュージーランドのインテリア。
インテリアやデザインは、それぞれの国の事情を大きく反映して形成されているんだなと改めて思う今日この頃です。
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