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ペリーコロさんにはあり得ない

ペリーコロさんはイタリアのマフィアで働いています。ウソです🤗

ペリーコロさん来歴

ペリーコロさんは日系の食品会社(12年)を経て、現在外資系の某化粧品会社(4年)で働いています。

君は研究者には向いていない

生命科学系の大学院生だった頃、博士課程に進むかどうか先生に相談したところ「君は研究者には向いてない」と断定されました。そこでスパッと諦めて、新卒で日系の食品会社に入ることに決めました。

日系マフィアでのキャリア

最初の配属先で、当時のセンター長に「生命科学系だし、微生物もいけるだろ」という判断のもと、それまで1ミリも触れてこなかった微生物の世界に飛び込むことになりました。

ですが、それ以来15年ほど一貫して微生物屋(Microbiologist)としてのキャリアを歩んでいくことになりました。まさかこんなに長く続くことになろうとは思ってもみませんでした。

この食品会社で、ペリーコロさんはまず食品における微生物検査のイロハを学びます。その後、品質保証(QA)での研究分野に手を広げていきました。

新規分析法の開発や、問題となる菌の汚染源調査などを手掛けるかたわら、新しい発見や知見をこまめに学会発表し、論文投稿を進めました。そのうちの一つの成果が、とある学会でベストポスター賞を受賞するに至りました。

かつて先生に「君は研究者に向いていない」と言われたものですが、いやいや向いてますやんと思い、この授賞を境にしてMicrobiologistとして専門家の道を志すようになりました。

勝利とはそういうものだッ

ペリーコロさんにはあり得ない

さて、そうして12年の時が流れた頃、当時の上司に「君もそろそろ研究を止めて、本社のスタッフかもしくは工場の現場マネージャーを経験する頃合いだから」と、それが出世には必要だからと全く興味のないキャリアに半ば強引に押し進められそうになりました。

日系サラリーマンであれば、本来はそこでイエス一択なのですが、ペリーコロさんにはあり得ないと、このとき転職を決意しました。

外資系マフィアへの転職

ペリーコロさん的には、転職の軸は微生物屋としてのキャリアが続けられること一択でしたので、自己分析で悩むことはほぼありませんでした。

ですが、転職というものをしたことがなかったので、とりあえずWebで調べたら、JACリクルートメント、ビズリーチが良さそうなので登録。一年ほど経った頃、今の外資系会社(アメリカの日本法人)から微生物分析リーダーというポジションでのご提案を受け、応募しました。二回の筆記試験、二度の面接を経て無事に内定をもらうことができました。

実はこの同じタイミングで他にも外資系1社(フランスの日本法人)、日系1社を同時に受けました。結果、そちらの外資系からも内定を頂きました。

アメリカの会社のほうは製造現場でのリーダーで研究要素はあまりありません。一方、フランスの会社のほうは技術営業の仕事で研究要素は強いが何をやるかを決めるのは顧客側という仕事。随分と悩んだ末、自分がリーダーシップを取れる方が向いていると思いアメリカのほうの企業に入ることに決めました。

ちなみに日系の企業は、いろいろ悩んでその上で全て決断したあとに「すみません、一次面接不合格です」との連絡を受けました。この日系企業の採用はアメリカとフランス企業の採用より先に始めていたのに、最後に結果が来て「おっっそ」と思ったことを覚えています。

ペリーコロさんのJourneyは続く

このあと、コテコテの日系からグローバル企業に飛び込んだペリーコロさんは外資系の洗礼を浴びまくります。苦悩、挫折、自信の喪失、そこからどうやって這い上がりのし上がっていくのか。ペリーコロさんの旅は続きます。

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