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【ラン&グルメ】外出自粛下の商店街その2(武蔵小山〜目黒)

東京を含む7都府県に緊急事態宣言がついに発令されてから初めての週末。テレビはコロナ特集のオンパレードで、怖さと不気味さで鬱鬱としてくる。弊社は完全テレワークになり、私も完全な引きこもり生活に突入。一人暮らしのため、一人で毎日家から出ず、人と会えないのはとてもつらい。やはり心身の健康維持のためには、せめて運動。私にできる唯一の運動はランニング。でもランニングも同じコースだとマンネリ化してあまり気が乗らない。今日は、Google Mapを見ながら少しコースを変えて、初めて武蔵小山商店街まで遠征することに。

到着するや否や、目を疑った。なんじゃこりゃ〜!  武蔵小山商店街パルムでは、沢山の商店が営業していて、沢山の人出でとても賑やか。沢山の人が、連れ立ってぶらぶらゆっくり歩きながら、おしゃべりしながら、買い物を楽しんでいる。とても緊急事態宣言下の状況とは思えない。アメリカやフランスの人々からすると、信じられない光景だろう。おそらく、普段と違うのは、殆どの通行人がマスクをしていることと、多くの飲食店が店頭でテイクアウトのお弁当やお惣菜を一生懸命売っていることくらいではないか。この状態では、ソーシャルディスタンス2メートル、なんて取れるわけがない。クラスター感染の危険を感じ、早々に脇道に逸れて退散。目黒方面に脱出することにした。

林試の森公園から、下目黒の高級住宅街を抜け、目黒通りへ。この状況で皆同じことを考えるのか、沢山のランナーやウォーカーとすれ違う。そしてこの目黒通りで、また買い食いの機会に恵まれた。

「御門屋」さんの、揚げまんじゅう(こし餡)、1個129円。広くて綺麗な店内には、この状況のせいか、お客がひとりもおらず、1個だけの購入は気が引けたが、お姉さんが笑顔で気持ちよく対応して下さった。ありがとうございます。揚げまんじゅうというからには、相当こってりしているのか?と思いきや、全く油っぽさを感じさせない、上品な味わい。ランニングの糖分補給にGood。自宅に帰ってから、こちらのお店が、アトレ目黒やエキュート品川などにも出店されている老舗の本店だっだと知った。

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続いて、「目黒五十番」さんの、豚まん、1個459円。持ち帰りの肉まん、あんまんなどもショーケースに並んでいるが、買い食いにも対応。あつあつの肉まんを1つ購入し、店先のベンチに座って早速いただく。大阪で551の肉まん(2個380円)を好んでよく食べていた私は、この値段は強気だなと思ったが、大きめサイズで、中身のお肉もたっぷり、お味も正統派。こちらもランニングで疲れた体に、糖質とタンパク質を美味しくクイックに補給できて嬉しい。

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ごちそうさまでした。

汗を流し、買い食いグルメめも堪能できて、良い息抜きになった。これで、明日からの巣ごもりテレワークの毎日も、何とか耐えられるかな。

パリでは、ついに日中のジョギングも禁止されてしまったとのことだが、これくらいのささやかな楽しみまでも奪われてしまうのはつらいなあ。自由と行動を制限されることがここまで人間に悪影響を及ぼすとは。この状況が一日も早く終息することを祈るばかりです。

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