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【温泉】東鳴子温泉「いさぜん旅館」(宮城県大崎市)

今日ご紹介する温泉は、宮城県の東鳴子温泉「いさぜん旅館」さん。

先週ご紹介した「高友旅館」さんから徒歩数分の距離にある。「高友旅館」さん同様、こちらのお宿も、温泉マニアに高く評価されている。今日は、こちらに立ち寄り入浴に訪れたときのお話。

シブい外観

こちらでは、3種の異なる泉質のお湯を使っている。そして、お風呂は、名物である小浴場(「いさぜんの湯」)、大浴場、中浴場、露天風呂、貸切風呂と、たくさんの浴場があり、湯めぐりができる。

フロントで日帰り入浴料金(500円)を支払う。ロビーには、フレンドリーなご主人と、常連客らしき皆さんが、リラックスしてくつろいでいらっしゃった。なんともまあ、アットホームな雰囲気だ。こういうの、好き!

ロビーのすぐ後ろのエリアが、自慢の小浴場(「いさぜんの湯」)への入り口になっていた。タイガースグッズの展示が幅をきかせているが、その横に小浴場への扉がある。

恐る恐る、この扉を薄く開けて、中を覗いてみた。男性の先客が、何人も入浴されているのが見えた。そう、ここは、混浴なのだ。男性たちの中に裸で入っていく勇気はないし、きっと男性の先客たちも目のやり場に困るだろう。泣く泣く、あきらめた。

気を取り直して、この時間帯に女性用となっていた中浴場へ。

こちらが入り口。のれんも、マットも、どこまで行ってもタイガース。

個人的に気に入ったのは、このお風呂グッズ。洗面器、お風呂の椅子、シャンプー入れまで全部トラ柄なのだ!

こちらが内湯。透明だがうっすらと茶褐色を帯びたお湯。少しアブラ臭もする。お湯は、引き湯の重曹泉。温度はかなり高めであった。

こちらが中浴場隣接の露天風呂。お湯は、やはり引湯の重曹泉。温度は中浴場よりは低く、入りやすかった。

ちなみに、入れなかったお風呂たちについても、楽天トラベルより写真をお借りしつつご紹介してみよう。

まずは、混浴ゆえに断念した名湯・小浴場「いさぜんの湯」。中に2つの湯船があり、中心で区切られている。写真で向かって右がラジウム炭酸泉、左が鉄鉱泉だいうことだ(入り口から見ると逆)。

楽天トラベルより

このうちラジウム炭酸泉のお湯は、いさぜん1号と2号という自家源泉。そして鉄鉱泉のお湯は、いさぜん3号という自家源泉と重曹泉との混合泉だということだ。

お宿推奨の入り方としては、まずラジウム炭酸泉に浸かり、その後、鉄鉱泉を上がり湯として利用するとよいとのこと。いずれも旅館内にある源泉を使用しており、特にラジウム炭酸泉は自慢の温泉だということだ。

そんな名湯に、浸かってみたかった。古くからの名湯はえてして混浴であることが多い。こういうとき、男性をうらやましく思う。いつか絶対にリベンジしたい。

続いて、大浴場。男女交代制で、私が訪問した時間は男性用となっていて入れなかった。お湯は、東鳴子重曹泉(引湯)。広々として気持ちよさそう。

楽天トラベルより

さらに、1~2名用の貸切風呂もあるようだ。

楽天トラベルより

ところで、お風呂から上がったら、玄関からロビーにかけてのエリアで、猫ちゃんたちが相手をしてくれた。この日見かけたのは、トラ柄と白黒柄の2匹。

白黒のほうは、脱走常習犯らしい。

脱走猫の手配書!

虎(タイガース)と猫でのおもてなしがユニークで、アットホームな雰囲気が素敵な旅館だった。今回浸かった中浴場と露天風呂も十分良いお湯だったが、今回混浴のため断念した、自家源泉を使った自慢の「いさぜんの湯」には、いつか絶対浸かってみたい。そのため、次回は宿泊で再訪しようと目論んでいる。

いいお湯でした。お世話になりました!

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