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【温泉】寺宝温泉(新潟県長岡市)

今日ご紹介する温泉は、新潟県長岡市の寺宝温泉。2022年9月に、こちらに日帰り入浴に訪れた。

こちらの温泉の始まりは、胃がんを患ったオーナーが、理想の湯治場をつくるため自宅に温泉を掘り当てたことだったという。現在では、1,000メートルの深さから直接浴槽へとお湯が注がれ、源泉かけ流して提供されている。こちらでは、源泉の「100%掛け捨て」という表現を使っており、自信のほどがうかがえる。

こちらでは、日帰り入浴ができるほか、宿泊施設もあるので、長期の湯治も可能だ。すべての居室にオール電化のキッチンとウォッシュレット付トイレを完備しているそうだ。

周囲には、気持ちの良い田園風景が広がる。

近くには、小さい神社があった。

こちらが、施設の外観。

日帰り入浴料金を支払って、館内へと進む。

館内には、「東の湯」と「西の湯」の2つの浴場があり、毎日の清掃後に、男女風呂を入れ替える仕組みだ。私が訪問したときには、「西の湯」が女性用だった。

「西の湯」の浴場には、内湯がふたつ、屋外には岩風呂と木のお風呂がひとつずつあり、合計4つの湯船があった。

公式サイトより借用
同上
同上

加温浴槽以外は、全て加温なしのぬる湯の源泉だ。湯の色は茶色で、薄めのコーヒーのような色だ。驚いたのは、お湯の泡付きが良いことだ。

特に、露天風呂のお湯の泡は、ものすごかった。湯船の底からボコボコと泡が発生し、全身が大小の泡に包まれる。これほどの泡が自然に発生するというのは、驚きだ。なめてみると、ほのかに出汁のような味を感じた。

こちらが、掲示してあった温泉分析書(源泉名「あわの湯」)。泉質は、ナトリウムー塩化物・炭酸水素塩温泉。泉温は38.7度。湧出量は毎分330リットル。Phは8.0。

また、館内には、こちらの温泉について説明する掲示があった。内容を読むと、確かにすごい。

驚くほど泡付きの良い、極上のぬる湯。周りに有名な観光地などがあるわけではないので、お客さんはおそらく、地元の方、温泉愛好家、湯治を目的とする方が中心だろう。そのためか、人気で混雑はしているが、皆さんマナーが良いように感じられた。本当に素晴らしいお湯なので、いつか連泊してゆっくり浸かってみたい。

いいお湯でした。お世話になりました!

こちらの施設の公式サイトはこちら。

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