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【温泉】人吉温泉「人吉旅館」(熊本県人吉市)

今日ご紹介する温泉は、熊本県は人吉温泉「人吉旅館」さん。昨日記事にした人吉城を訪れた際に、こちらに素泊まりで宿泊した。

こちらは、昭和9年創業の歴史あるお宿。建物は国の登録有形文化財に指定されている。2020年夏の豪雨で被災して一時休業していたが、その後、2022年に全面復旧して営業を再開された。私が訪問したのは、2022年12月のことだった。


外観

こちらが、外観。昭和初期の和風建築。趣があり、美しい。

館内

こちらが館内図。昭和5年、8年、12年、14年、28年と、昭和の異なる年代に増築されて、今のレイアウトになったようだ。

玄関とフロント。

ロビー。天井の大きな梁は圧巻。

ご当地デザインのステンドグラス。

そして、この廊下! 古い旅館のこういう廊下は、私の大好物なのだ。

階段エリアの灯りなどもおしゃれ。

休憩コーナー。

客室

私が宿泊したのは「市房」というお部屋だった。ロビーから階段で2階に上がってすぐのお部屋だ。下の写真の左手が、お部屋の入り口。

ひとりには十分すぎる広さのお部屋。既にお布団がセットされていた。これも、個人的には、すぐ横になれて嬉しい。

この縁側が、風情があって良い。窓から球磨川の景色を眺められる。

洗面所、トイレがついているのが嬉しい。

ご当地木工玩具の「きじ馬・花手箱」のデザインの鍵とティッシュボックス。かわいくて、味がある。

お茶セット。お水のラベルが「財宝」というのは、なかなかなネーミングだ。

温泉

こちらには、男女別大浴場(交替制)、男女別露天風呂、家族風呂2つがあり、これらのお風呂に入り比べることができる。

露天風呂(女性用)

まずは、露天風呂へ。脱衣所や洗い場は、新しく綺麗だ。岩でできたお風呂は広々としていた。

湯量が豊富! これは嬉しい。

大浴場1

中央に、大きな岩風呂。

源泉がドバドバと掛け流されている。

壁のタイルはカラフルでポップな印象だ。

大浴場2

こちらは、縦長の浴槽が2つ。写真では見づらいが、浴槽の中に木でできたベンチが置かれている。ここに腰かけて湯浴みを楽しむことができる。

家族湯1

空いていればいつでも利用可能な家族湯。2つのうちのひとつ。

家族湯2

底に黒い湯の花が大量に沈んでいた。

温泉分析書等

こちらの温泉は、源泉掛け流し。泉質は、ナトリウムー炭酸水素塩・塩化物泉。弱アルカリ性。

泉温は50度超えのため、熱めで、シャキッとする。ヌルスベ感があって気持ち良い。メタケイ酸が多く、総成分量も多い。黒い湯の花が特徴的だ。

飲泉も可能で、胃腸に良いらしい。まろやかで飲みやすかった。

おまけ(素泊まり食)

この日は素泊まりだったため、夜になって夕食のためぶらぶらと街に出かけたが、お目当てのお店が軒並み閉まっていた。そこで、仕方なく、近くの唐揚げ店「おぐらの唐揚げ」さんで、唐揚げをテイクアウトして夕食とした。

こちらは、朝食。スーパーやコンビニの食材。

ネットでこちらのお宿の宿泊記や口コミなどを見ていると、お食事は美味しいということだった。食事付きプランにすれば良かったと後悔した。

古いが良く手入れされた美しい建物。キラキラと水面が輝く球磨川の景色。お湯は新鮮な美人の湯がかけ流し。是非再訪したい宿のひとつとなった。

いいお湯でした。お世話になりました!

こちらのお宿の公式サイトはこちら。

私の温泉系記事へは、以下のリンク集からどうぞ。

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