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【温泉】嬉野温泉「シーボルトの湯」(佐賀県嬉野市)

先週、嬉野温泉「茶心の宿 和楽園」さんに宿泊した記事を書いた。

今日ご紹介するのは、その際に外湯で訪れた共同浴場「シーボルトの湯」。嬉野温泉街の、中心的な存在だ。嬉野市のホームページに、概要が掲載されている。

以下、一部抜粋させていただこう。

大正ロマンを感じさせるゴシック風建築物「シーボルトの湯」は、木造2階建て、約750平方メートル。嬉野温泉公園の対岸に、嬉野温泉の歴史が甦るオレンジ色のとんがり屋根が目印のレトロな建物です。
館内には、大浴場や貸切湯、市民ギャラリーなど、市内外のお客様に、交流の場・憩いの場として親しまれています。

2階建ての、洋館のような外観の建物だ。1階に共同浴場がある。大人の入浴料金は、420円。

懐かしい感じの廊下。昔の学校のようだ。

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女湯入り口。

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こちらが、浴室の様子。内湯だけではあるが、シンプルで、広々としており、清潔。

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※パンフレットより

お湯は、「美肌の湯」である嬉野温泉のお湯。トロトロのお湯を楽しんだ。

ひとっ風呂浴びた後、2階を散策してみる。階段を上がると、貸切風呂エリアと、展示コーナーがあった。

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シーボルトに関する展示。

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ところで、なぜ、こちらの浴場の名前は、「シーボルトの湯」なのだろう?

それについては、こちらの説明文をどうぞ。

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シーボルトが、江戸時代に嬉野温泉の泉質を調べたことにちなんで、ということのようだ。公募で選ばれたそうだ。

そして、こちらの浴場の歴史についての展示もあった。こちらは、明治時代の写真。

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こちらは、大正時代の写真。

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さらに、幕末に坂本竜馬を支えた女性商人「大浦慶」さん(「お慶」)についての展示もあった。

お慶さんは、ここ嬉野のお茶の輸出で、巨万の富を築いたのだ。

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軽く温泉に浸かるだけのつもりが、充実した展示にじっくりと見入ってしまった。

リーズナブルな料金で美肌の湯に浸かれ、たくさんの展示物で地元の情報収集や歴史の勉強もできる、とても良い施設だった。

いいお湯でした。お世話になりました!

こちらの施設についての情報は、こちらをどうぞ。

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