【グルメ】Harrods (ハロッズ)の Fish & Chips (フィッシュ・アンド・チップス)(イギリス・ロンドン)
今日ご紹介するグルメは、イギリスを代表するB級グルメ、"Fish & Chips" (フィッシュ・アンド・チップス)。白身魚のフライとフライドポテトがセットになったものである。
イギリスは、料理があまり美味しくない国だと言われている。そんななか、このフィッシュ・アンド・チップスは、シンプルな揚げ物なので、まず間違いなく、そこそこ美味しい。だから、私は、イギリスで料理の選択に迷ったら、いつもフィッシュ・アンド・チップスを頼むようにしている。
フライにされる白身魚は、タラ類の "haddock" (ハドック)や "cod" (コッド)、カレイ類の "plaice" (プレイス)などが典型的である。また、シュリンプ、ロブスターや、ウナギが材料に使われる場合もあるという。
なお、英語では、フィッシュ・アンド・チップスのことを、"battered fish" (バタード・フィッシュ)と呼ぶこともある。ここで"batter" というのは、「揚げ物の衣をつける」という意味の英単語だ。
もっと詳しく知りたい方は、以下のWikipediaのページをどうぞ。
**********
2022年冬、イギリスを訪問する機会があり、有名なロンドンの老舗デパート "Harrods"(ハロッズ)にて買い物をした。その際に、同デパートのフードコート("Food Hall")にあるお店で、フィッシュ・アンド・チップスをいただいた。今日はそのときの記録だ。
ビル全体がクリスマス仕様になっており、美しくライトアップされていた。
フードコートに行ってみた。さすがは老舗のデパートだけあって、フードコートもお洒落だ。
その一角に、フィッシュ・アンド・チップスの店舗を見つけた。その名も、"Kerridge’s Fish & Chips"(ケリッジズ・フィッシュ・アンド・チップス)。
人気のお店のようで、入店まで、少し待つことになった。
ようやく席について、メニューを見た。
フィッシュ・アンド・チップスは、揚げ物(deep-fried)のコーナーに載っていた。せっかくなので、白身魚を使ったオーソドックスなものを食べてみたい。
白身魚のフライには、"Market day fish" (その日のおススメの魚を使ったもの)と "Cornish plaise" (コーンウォール産プレイスという、カレイの一種)の2種類があった。
私は、"Market day fish" を使ったフィッシュ・アンド・チップス(35ポンド)と、ビール(8.5ポンド)をオーダー。この日の魚は、"Haddock"という、タラの一種だと教えてもらった。
少し待って、サーブされたのが、こちら。カジュアルなメニューなのに、素敵なお皿に上品に盛り付けられている。そして、ソースが3種類も添えられている!
早速、口に入れてみた。揚げたての白身魚。サクサク、ふわふわして、美味しい!
そして、ソースがまた絶品だった。オーソドックスなタルタルソースのほか、個性的なカレーソースと豆のソースの、3種のソース。どれも上品で良いお味だった。こんな風に味変ができると、とても楽しい。
魚のフライは2つあったが、お腹がいっぱいになったので、そのうちひとつは持ち帰ることにした。「ドギーバッグお願いします」というと、持ち帰り用のプラ容器とHarrodsの紙袋をくれた。
料金は、サービス料を含めると、48.94ポンド。こちらを訪問した日のクレジットカードのレートは、1ポンド170円で、日本円に換算すると、8,334円だった。結構なお値段だ。
さすがは、老舗デパート。フードコートのフィッシュ・アンド・チップスも、完成されたグルメだった。次は街中のもっとカジュアルなお店とか、屋台とかで、もっと庶民的なフィッシュ・アンド・チップスも試してみたい。
美味しかった。ごちそうさまでした!
ハロッズのフードコートについての公式サイトはこちら。
https://www.harrods.com/en-us/departments/harrods-food-halls
こちらのお店についてのハロッズのサイトはこちら。
https://www.harrods.com/en-gb/restaurants/kerridges-fish-chips
私のグルメ系記事へは、以下のリンク集からどうぞ!