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【グルメ】「博多ごまさば屋」の「ごまさば」(福岡市)

今日ご紹介するグルメは、福岡市のご当地グルメ「ごまさば」

「ごまさば」とは、サバの刺身を醤油やみりん、いりごまを使ったタレに漬け、薬味を乗せて食べる、福岡の郷土料理だ。起源については定かでないが、地元の人たちの家庭料理が、徐々に郷土料理として広まったと言われる。福岡では青魚の水揚げも多く、玄界灘で獲れる新鮮なサバを生で食べられる環境にあったため、刺身やごまさばのような料理が普及したとも考えられる。

この「ごまさば」をいただきに伺ったのお店は、その名も「博多ごまさば屋」さん。

福岡市の中心街にあり、アクセスは至便。平日の夜に伺うと、地元の仕事帰りのサラリーマンや、学生さんが、お店の前に行列を作っていた。

お店の外観。写真は「じゃらんニュース」さんより借用しました。
https://www.jalan.net/news/article/750167/

30分ほど並んで、入店できた。店内は、昭和の香り漂う定食屋さんだった。

こちらが、夜のメニュー。「ごまさば」という文字でいっぱいだ。よほど「ごまさば」に自信があるのだろう。

私がオーダーしたのは、「ごまさば丼」(定食で1100円、2023年3月時)。

少し待って、サーブされたのが、こちら。

お盆に、所狭しとお椀が並ぶ。ご飯とみそ汁、キャベツ、きんぴらごぼう。そして、真ん中に鎮座するのが、「ごまさば」のお椀だ。

たくさんの青ネギと、香りのよい玉ねぎが山盛りになっていて、お目当ての「ごまさば」は、その下に隠されていた。

ところで、こちらのお店には「セルフコーナー」が設けられている。

お冷やほうじ茶のほか、さばの南蛮漬けや、お漬物を、セルフサービスでいただけるのだ。

早速、さばの南蛮漬けをいただいてみる。

うん、上手い! どこか懐かしさを感じさせる、絶妙な味付け。

それでは、いよいよ、「ごまさば」にとりかかろう。

ごまさば丼については、お店のおすすめの食べ方がある。それは、

①刺身として切り身をそのまま。
②ご飯に載せ、ご飯とともに、どんぶりとして。
③だし汁をかけて、お茶漬けとして。

という3通りの食べ方で食べなさい、というものだ。

もちろん、初心者の私は、これに従うことにした。

①切り身をそのまま。

②ご飯に載せて(青ネギと玉ねぎも一緒に)、どんぶりとして。

③だし汁をかけて、お茶漬けとして。

ごまさばは、小さく一口サイズに刻んでサーブされており、とても食べやすかった。さばの刺身は臭みがある場合があり、刺身の中ではあまり好きな方ではなかったが、ここでは、臭みを感じなかった。甘めの醤油味がさばによくマッチしており、ごまの風味も香ばしく、青ネギと玉ねぎの辛味もよい塩梅だった。味変して3通りで楽しめるのも、飽きがこなくて良かった。

美味しくて、ヘルシーで、お腹いっぱいになり、お値段もリーズナブル。これは、地元のお客さんに愛されないわけがない。次に福岡を訪れる際には是非リピートしたいお店となった。

美味しかった。ごちそうさまでした!

こちらのお店の公式サイトはこちら。

こちらのお店の食べログのサイトは、こちら。

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