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【グルメ】「桜家」のうなぎ重箱(静岡県三島市)

今日ご紹介するグルメは、静岡県は三島市のうなぎ料理店「桜家」さん。こちらにランチに伺ったときのお話だ。

三島の名物は、うなぎ。何となくそう知っていたが、よく考えると、なぜ三島でうなぎが有名なのだろうか。同じ静岡県の浜松もうなぎ料理で有名だが、それはうなぎの産地である浜名湖があるから。だが、三島は? 

ネットで検索してみると、三島市観光協会のウェブサイトにその理由が書かれていた。

三島の名物はうなぎですが、うなぎの産地ではありません。
なぜ産地ではない三島のうなぎが美味しいのか、その理由は三島の水(富士山の伏流水)!
うなぎを4~5日この水に打たせることで、生臭さや泥臭さを消し、余分な脂肪分だけ燃焼させることが出来ます。
三島のうなぎ専門店は調理前にうなぎをさらしているんです。

三島は、水が大変きれいだということで有名だ。三島でうなぎがおいしいのは、調理前にその水にさらし、生臭さや泥臭さを消しているからだとのこと。なるほど、納得だ。

三島のうなぎ料理店の中でも、安政3年創業の老舗で、食べログの評価も非常に高いのが、今回訪問した「桜家」さんだ。JR三島駅からは少し離れているため、バスで向かった。

ランチには少し早めの11時20分頃に到着。開店は11時からなのだが、この時点で、既にお店の周りにはたくさんの人だかりが! かなりの数の人が入店を待っているようだ。

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店頭にお店の方が2人立っており、お客をさばいている。ウェイティングリストに名前を記入しようとしたら、既に6枚目の用紙だった。

待つこと40分。店外で待って名前を呼ばれ、2階のお座敷に通される。広いお座敷にテーブルが並べられている。オーダーは、全て、並んだ順に取っていく。手順がしっかりしている。

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こちらが、定食系メニュー。うな丼、うな重、蒲焼定食など。

一品メニュー。うなぎの蒲焼、白焼のオーダーもできる。

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私がオーダーしたのは、うなぎ重箱(4400円、2022年1月当時)。

暫く待って、サーブされたのが、こちら。素敵な漆塗の重箱だ。

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重箱のふたを開けてみると・・・。

う、美しい!

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感動に打ち震えながら、早速いただいてみた。

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外はカリっと焼きあがっているが、端で切れるやわらかさで、中はふわふわ。タレは、あっさりとしていて、甘くなく、上品だ。ご飯もふっくらと炊かれており、うなぎとのバランスも良い。これは、絶品だ。いくらでも食べられそうだ。

江戸時代からの長きにわたり、人々に愛されつづけたうなぎ料理。わざわざ並んで食べる価値はあった。

美味しかった。ご馳走様でした!

こちらのお店の公式ウェブサイトはこちら。

こちらのお店の食べログのページはこちら。

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