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【温泉】湯の峰温泉「くすり湯」(和歌山県田辺市)
前回の温泉記事では、和歌山県は湯の峰温泉の世界遺産「つぼ湯」に入浴したことを書いた。
今日はそのつぼ湯入浴の直後に、湯の峰温泉の公衆浴場「くすり湯」にてお湯をいただいたお話だ。
「つぼ湯」の料金で、「一般湯」と「くすり湯」のどちらかに、1回入ることができる。「つぼ湯」に入るのではなく、公衆浴場だけを利用する場合には、以下の料金を支払うことになっている(熊野本宮観光協会のサイト。2023年7月現在)。
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くすり湯とは、高温の源泉を、適温に冷まして提供している源泉100%の温泉だ。これに対して「一般湯」とは、適温にするために加水している温泉だ。一般湯の料金が400円で、くすり湯の料金が600円(※いずれもつぼ湯とセットでない場合の料金)ということで、くすり湯のほうが料金が高いのは、お湯を適温まで冷ますという手間賃だと理解した。
源泉100%のお湯が大好きな私は、一瞬で、何ら躊躇することなく「くすり湯」に決めた。
下の写真の右端が、「くすり湯」への入り口だ。
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薬剤が投入されていると勘違いされないかしら・・・?
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くすり湯の入り口内は、さらに男湯、女湯、家族湯の3つの入り口に分かれていた。
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こちらが、温泉分析書。泉質は、ナトリウムー炭酸水素塩・塩化物温泉。泉温は74.5度と高温だ。Ph値は7.9。成分総計は1.671g/kg。メタケイ酸が150mgを超えており、いわゆる美人の湯でもある。
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こちらが、湯使いの情報。源泉かけ流しで、循環・加水・加温はされていないが、塩素系薬剤が使われているとのことであった。
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こちらが、湯船。小ぶりだが、新しくて綺麗だ。
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たまたま他にお客さんがおらず、独泉させていただくことができた。
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お湯はほぼ無色だが、うっすらと白みがかっていた。しっかりとした硫黄臭があり、口に含むと、タマゴ味に加えて若干の苦味も感じられた。適温に温められており、体が一気に温まった。写真のように白い湯の花がどころどころに舞っていた。塩素臭は全く気にならなかった。お風呂から上がってからも、体がずっとホカホカとしていた。
「くすり湯」の名に恥じない、良いお湯だった。お世話になりました!
熊野本宮観光協会のサイトはこちら。
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