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【温泉】宝川温泉「汪泉閣」(群馬県みなかみ町)

今日ご紹介する温泉は、群馬県みなかみ町にある、宝川温泉「汪泉閣おうせんかくさん。

こちらの目玉は、延べ面積470畳にも及ぶ、野趣あふれる4つの大露天風呂だ。それらは、「摩訶の湯」(120畳)、「般若の湯」(50畳)、「子宝の湯」(200畳)、「麻耶の湯」(100畳)と名付けられている。いずれも、宿のすぐそばを流れる宝川の渓流沿いに、巨石をふんだんに使って築かれている。ここに入ると、大自然に包まれながら湯浴みができ、素晴らしい開放感を味わえる。

映画『テルマエ・ロマエ II』のロケ地としても有名になった。こちらの大露天温泉で、主人公ルシウスが、たくさんの男女が混浴でともに湯浴みを楽しむ風景に驚愕したシーンが撮影されている。

露天風呂の広さだけでなく、源泉も素晴らしい。源泉は敷地内に4本あり、温度は40度~68度で、総湯量は毎分1800リットルもあるとのこと。「摩訶の湯」「般若の湯」と、館内の大浴場(殿湯・姫湯)は、源泉掛け流し100%とのこと。 「麻耶の湯」「子宝の湯」は温度調節の為、夏の間加水している。なお、泉質は、単純温泉だ。

以下、写真を交えてご紹介しよう。

外観・館内

駐車場に車を停め、旅館に向かう。

こちらが、玄関。

こちらが、ロビー。明るくてきれい。

こちらが、館内図。3つの棟から成る。

私の泊まったのは、本館1階。

お部屋の写真。踏み込みから撮影。

こちらが室内。

こちらが、湯あみ着と、浴衣。男女ともに湯あみ着を貸してくれるので、混浴露天風呂も怖くないのだ!

温泉

アプローチ

早速、名物の露天風呂エリアに向かう。川にかかる橋を渡る。

橋の上から、露天風呂エリアを眺める。

橋の上から、本館を眺める。

橋を渡って、旅館エリアを振り返る。

さあ、いよいよ、露天風呂エリアへ!

大露天風呂

しばらく進むと、大露天風呂が現れた! これは、広い! すごい!!! あまりの広さと開放感に、テンションMAXとなった。(撮影禁止のため、以下の湯船の写真は、全て公式サイトよりお借りしたものです)。

摩訶の湯、120畳。
般若の湯、50畳。
子宝の湯、200畳。
摩耶の湯、100畳(女性専用)

時間を忘れて、4つの露天風呂を全て試し、じっくりと堪能した。こんなに広い露天風呂には入ったことはない。茶色の湯あみ着を着たカップル、友人グループ、三世代ファミリーなど、老若男女がみな、満面の笑顔で湯浴みを楽しんでいる。ここは、天国か・・・。

内湯

次は、館内のお風呂へ。こちらが、大浴場の女湯の入り口。

広々とした湯船。こちらも源泉掛け流し100%というからすごい。

内湯。

夜景

日が暮れてからも、もちろん、露天風呂へ。

本館の夜景。

写真はないが、夜の大露天風呂も、昼とはまた違って幻想的で、素晴らしかった。

食事

夕食

こちらが、夕食。品数が多く、お腹がいっぱいになった。それぞれ美味しく、これぞ正しい旅館の夕食、といった感じだ。

朝食

こちらが、朝食。やはり品数が多く、お腹いっぱいになった。

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いやはや、良い旅館だった。とりわけ、巨大な露天風呂が素晴らしかった。間違いなく、日本が世界に誇れる宝物だ。こちらの旅館は、世界的に有名なガイドブック『ロンリープラネット』で、「日本の温泉トップ10」のうち、栄えある1位に選ばれたらしい。外国人ゲストがとても多かったのだが、そのためかもしれない。

宿泊料も、とてもリーズナブルだった。また、日帰り入浴も受け付けており、宿泊せずとも気軽に立ち寄ることができるのも魅力的だ。しかし、昼、夜、翌朝の大露天風呂は、それぞれ趣が異なって、どの時間帯も素晴らしかった。日帰り入浴はもったいないので、できれば宿泊して、ゆっくり何度も楽しむのがオススメだ。

また、季節によって、新緑、紅葉、雪見風呂、と、それぞれ違った雰囲気が楽しめるに違いない。今回訪れたのは初夏だったのだが、また別の季節に再訪したいと目論んでいる。

いいお湯でした。お世話になりました!

こちらの施設の公式サイトは、こちら。

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