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【グルメ】「サンライズ食堂」の「津軽ラーメン」(青森市)

今日ご紹介するグルメは、青森市を訪問した際に出会ったご当地ラーメン「津軽ラーメン」

「津軽ラーメン」とは、どんなラーメンなのか。NHKの記事に以下のようなものがあった。

津軽ラーメンの特徴は、シンプルな具で、麺は少なめ。その代わり、スープがなみなみと注がれています。青森の人々に昔から愛されている「焼き干し」を使って味を整えています。焼き干しの原料は、青森で水揚げされるマイワシや、カタクチイワシです。この焼き干しをたっぷりと使い、ダシをとります。シンプルであるがゆえに、飽きの来ない郷土の味になっています。

青森で水揚げされるイワシの焼き干しでダシを取るラーメン、ということのようだ。煮干しラーメンはよく聞くが、「焼き干し」ラーメンとは、初耳だった。これは、食べてみなければなるまい。

向ったのは、「サンライズ食堂」さん。青森駅前から南西に車で25キロほどの浪岡地区にある。電車の場合は、JR青森駅からローカル線で浪岡駅まで20-30分、そこから徒歩で10分程度の位置にある。

ちなみに、この食堂は、同名の旅館の1階部分にある。この旅館は1泊3300円(2022年当時)という安さで、簡易な宿泊所のようだ。

入店してみると、いかにも昔ながらの大衆食堂といった風情だ。地元のサラリーマングループや、親子連れなどでにぎわっていた。

こちらで注文したのは、「津軽ラーメン」(680円、2022年時)。アジの煮干しが2種類と、イワシの焼き干し2種類からダシをとったラーメンだという。

暫く待って、サーブされたのが、こちら。

麺は細麺、太麺から選べる。私は太麺にした。

早速、スープをすすってみた。

う、うまい!

思わず声が出そうになった。

煮干し2種類と焼き干し2種類を使っているだけあって、しっかりとした魚の風味が感じられるスープだ。塩と醤油もよいあんばいで加わり、コクがあるのに全体としてあっさりしている。麺は自家製とのことで、もちもちとしていて、スープとよく絡んでのど越しも良い。チャーシュー、メンマ、麩なども、魚のダシに良くマッチしていた。あまりにも美味しいので、するすると食が進み、あっという間にスープを飲み干し、完食した。

これは、なかなかどうして、完成された一品だ。

こちらのお店は、地元の方以外にはあまり知られていなさそうだった。簡易宿泊所の食堂という地味な外観からは想像できないほど(失礼)、良い仕事をされると感じた。良い意味で期待を裏切られた。ご当地ラーメン好きの方には、是非試してみていただきたい。

美味しかった。ごちそうさまでした!

こちらのお店の公式サイトはこちら。

こちらのお店の食べログのページはこちら。

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