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【温泉】松代温泉「松代荘」(長野市)

昨日、松代城の写真をアップした。

今日ご紹介する温泉は、その松代城からほど近いエリアにある、松代温泉「松代荘」さん。ここの温泉が素晴らしいと聞いていて、わくわくしながら訪れた。

広い敷地にある、立派な玄関。

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きれいなロビー。真田家の六文銭が、あちらこちらにデザインされている。

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さすが、真田藩のおひざもとだ。『真田太平記』ファンの私にとっては、たまらない。

こちらが、お宿の館内図。大浴場が男女ひとつずつと、宿泊者専用風呂(交替制)がひとつずつある。大浴場とそれぞれの宿泊者専用風呂には、内湯のほかに露天風呂がついている。

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こちらが、今回宿泊したお部屋。とてもきれいで清潔な洋室だった。

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さあて、そろそろ、お目当ての温泉について書いていこう。

こちらが、温泉分析書

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泉質は、ナトリウム・カルシウム - 塩化物温泉。1キロあたりの溶存物質が16000ミリグラムを超えている。これはとても高い数値で、ものすごく濃い温泉であることが分かる。

(※温泉分析書については、次の記事もどうぞ。)

また、松代荘さんの公式ホームページには、以下の温泉の説明が載っている。このお宿が温泉の泉質に非常に自信を持っていることがうかがえる。

全国有数の成分含有量
温泉に含まれる物質は、全国でも有数の量を誇り、CO2(炭酸ガス)カルシウム、鉄分と共に、塩分が多くとても温まる温泉です。

毎分740リットル、一日何と1060tの自噴
加熱せず、加水せず、循環ろ過せず。涌きたて、生まれたての源泉、正真正銘の100%かけ流し、豊富な湯量を、湯船にちょうど良く満たす徹底管理があってこその贅沢です。

黄金色の源泉
涌いたときは無色ですが、鉄分を多く含むため、酸素と反応して美しい黄金色に変化します。ガス抜きタンクに毎分740リットルの湯量が豊富にそそぎ込む炭酸ガスを多く含むフレッシュな天然温泉。

これは、楽しみだ!!

そして、館内にも、温泉についての説明文が掲示されていた。

源泉かけ流しであること、薄めずに入浴できるよう、やや熱めの温度であること、毎分740リットルという豊富な湧出量であることなどが示されている。

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こちらも、館内掲示。温泉成分が11項目も含まれているというのが素晴らしい。

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いよいよ、入浴してみよう。

こちらが、女性用大浴場の内湯。まさに、黄金色のお湯!

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掲示されていたとおり、お湯の温度は、やや熱め。ほのかに、鉄のような香りがする。そして、少し舐めてみると、しっかりした塩気があった。

いかにも成分が濃く、身体に成分がどんどん浸み込んでいくのが分かる。効果は高そうだが、湯あたりしないよう、あまり長く浸かりすぎないほうがよさそうだ。

こちらは、女性用大浴場の露天風呂。とても広くて開放的。手足を伸ばして浸かると、大変に気持ちがよい。

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宿泊者専用風呂「長寿」にも行ってみた。こちらは、内風呂。たまたま誰もおらず、ゆっくりと浸かれた。

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同じく、宿泊者専用風呂「長寿」の露天風呂。お湯自体も黄金色だが、このエリア一帯が、析出物でオレンジ色に染まっており、不思議な世界観を醸し出している。

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ひとり用の、壺風呂。入ってみると、ちょうどよいサイズでおさまりが良く、なんだか居心地がいい。

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別の宿泊者専用風呂「福寿」の内風呂。

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同じく「福寿」の露天風呂。こちらも、一面オレンジ色。

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温泉の注ぎ口を見ると、析出物がびっしり!

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建物の外には、「温泉ガス抜きタンク」が設置されていた。こちらにも、析出物がびっしりこびりついていて、オレンジ色に染まっている。ここから時折、ガスが噴出する様子を見ることができた。迫力満点だ!

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さて、温泉をひととおり楽しんだ後は、お食事処で、夕食。

お城巡りと濃い温泉への入浴で、すっかりお腹が空いていた。豪華な和食に、舌つづみを打つ。

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こちらが、朝食。ヘルシーな和食。

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こちらのお宿では、期待どおりの濃い成分の黄金色のお湯を、心行くまで楽しめた。そして、きれいなお部屋や、行き届いたサービスで、とても快適に滞在させていただいた。

素晴らしいお宿でした。お世話になりました!

お宿のホームページは、こちら。

※過去の温泉訪問記事へは、こちらのリンク集からどうぞ!


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