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【温泉】飯坂温泉「波来湯」(福島市)

今日ご紹介する温泉は、福島市は飯坂温泉にある公衆浴場波来湯はこゆさん。2023年に、こちらに日帰り入浴に訪れたときのお話だ。

飯坂温泉は、日帰り客にやさしい温泉地だ。まず、JR福島駅からのアクセスが良い。福島交通飯坂線という電車でたった20分で飯坂温泉駅に到着でき、そこから徒歩で湯めぐりができる。温泉宿に宿泊する時間的余裕がなくても、簡単に湯めぐりが楽しめる。

そして、温泉街にたくさんの公衆浴場や足湯があるのだ。次の写真は、スマホからダウンロードした温泉街のマップだ。これを見ると、公衆浴場が9つ、足湯が3つ、合計12か所のお湯処が掲載されていた。

私が訪れた波来湯はこゆさんは、飯坂温泉のランドマークとも言える十綱橋の近くにある。なんと、開湯1,200年もの歴史があるとされ、開業年代が分かる共同浴場としては飯坂温泉最古の共同浴場のひとつだということだ。

現在の建物は、2011年に改築されたもの。冒頭の写真のように、その建屋のレトロな佇まいが素敵だ。地下1階に男女別の浴場があり、施設は、この建屋の地下にあった。大人300円(2023年時)の入浴料を支払って、女湯に入場した。

入ってみると、地元の方と旅行者とで混みあっていた。人気のほどがうかがえる。脱衣所はきれいで清潔感があった。ドライヤーも設置されていた。

「福島市観光ノート」さんのサイトより借用しました

そして、浴場へと進む。

同上

内湯のみの、シンプルな造り。2つの浴槽があった。源泉かけ流しの45度の浴槽と、適温に調整された42度の浴槽があった。ぬるいほうの浴槽も、十分に熱かった。熱い方の浴槽には、私にとっては熱すぎて、数分も入っていられなかった。

泉質は、アルカリ性単純温泉。お湯は、無色透明。温度が熱いため、シャキッとする浴感だ。肌触りは、ややヌルヌルとしている。どことなく、火薬のような香りを感じた。 

なお、こちらの施設に、「公衆浴場 熱さ番付」なる掲示があった。飯坂温泉の9つの公衆浴場のお湯の熱さを番付の形で表示している。

飯坂温泉は、源泉の温度が熱いことで有名だ。湯口から、なんと、約45度から約70度で供給されているという。このなかで、今回訪問した「波来湯」の温度は45.6度で、9つの公衆浴場中、低い温度だった。最も高い温度は、なんと69.2度(大門の湯)だという。そんな温度の湯船に、一体どうやって入るのだろうか。次に飯坂温泉を訪問する際には、挑戦してみたいと思う。

いいお湯でした。お世話になりました!

こちらの施設についての「福島市観光ノート」さんのサイトはこちら。

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