見出し画像

【グルメ】「美登屋」の「だしそば」(山形市)

今日ご紹介するのは、山形市の「山寺」(立石寺)の麓にある「美登屋」さん。

コロナ以前のことになるが、初夏のある日、山寺を訪問した際にランチに訪れた。

山形名物「板そば」という、手打ちの二八そばを提供するお蕎麦屋さんだ。板そばのほか、肉そばや冷やしラーメン、ずんだ餅などの、山形の名物を提供している。

メニューを見ていて、次の一品が目に留まった。

山形名物の「だし」が載せられているお蕎麦、その名も、「だしそば」

「だし」とは何か。ググッてみると、農林水産省のウェブサイトがヒットした。

一部、引用させていただこう。

野菜を生のまま手軽に食べられる夏の山形県の定番料理。山々に囲まれ夏は高温多湿で非常に暑さが厳しい村山地域を中心に食べられてきたといわれており、現在でも地元の人々の生活に定着している一品。暑さで食欲がなくなる時期に、きゅうりやなすなど水分を多く含む夏野菜と青じそやみょうがなどの香味野菜を刻んで和え、味付けしたのが「だし」。昔から農繁期のスピード料理としても親しまれてきた。

高温多湿の厳しい夏を乗り切るために考えられた、山形の村山地域のヘルシーなタミナフードだったようだ。

こちらが、実際にサーブされた「だしそば」。

夏野菜と薬味で作られた、あっさりした「だし」が、てんこ盛り! 

メニューにあったように、「だし」には、きゅうり、ナス、みょうが、しょうが、白ごま、大葉、オクラ、そばの味、納豆昆布、という、たくさんの夏野菜と薬味が使われていて、さっぱりとしつつもアクセントのある味になっている。これが、冷たいそばによく合う。

そばのどごしも爽やかで、山寺の長い階段を上り下りした後の体には、これ以上ないご馳走だった。

これは、自宅でも真似できそうだ。実際、「だし」の作り方は、色々なレシピサイトに載っている。蕎麦のみならず、そうめんやうどんのお供にも良いかもしれない。

山寺を訪問される際には、ぜひお試しいただきたい一品だ。

美味しかった。ごちそうさまでした!

お店の公式サイトはこちら。 

こちらのお店の食べログのホームページはこちら。

私のグルメ記事へは、こちらのリンク集からどうぞ!

この記事が参加している募集

#ご当地グルメ

16,049件

#おいしいお店

17,733件

サポートをいただきましたら、他のnoterさんへのサポートの原資にしたいと思います。