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【グルメ】「楽味家 まるげん」の「うずわ定食」(静岡県伊東市)

今日ご紹介するグルメは、静岡県伊東市のご当地鮮魚である「うずわ」

昨年(2023年)、伊豆半島の伊東温泉エリアに遊びに行った際に、「楽味家 まるげん」さんというお店で、「うずわ定食」なる料理をいただいた。

「うずわ」とは何か。お店の公式サイトで、伊東の「ローカルフィッシュ」として激推しされていた。

要約すると、以下のようなことだ。

「うずわ」とは、「ソウダガツオ」の地方名(静岡県東部地域)。「うずわ」と呼ばれるのは、背中の模様が渦輪(うずわ)に見えることが由来。カツオの仲間で、姿形も似ているが、最大体長で50cmほどで、カツオよりも小ぶり。温かい海の沿岸付近を回遊しており、小さなうちは小型の甲殻類を餌にするが、成魚になるとイワシやアジなどの小魚を捕食する肉食魚。漁師さんや水産関係者の間では美味と評価されるが、鮮度落ちが早いため、鮮魚として流通することは稀で、ほとんどは宗田節など加工品の原料とされる。

そんな希少な「うずわ」を使った料理が提供できるのは、漁港が近い土地だからこそできることだ。期待が高まる。

お店は、「湯の花通り」という商店街にある。

こちらが、「まるげん」さんの外観。カジュアルな雰囲気の居酒屋だ。

到着したのは、18時前。既に、複数のグループが夕食を取っていた。人気店のようだ。

こちらが、メニュー(2023年1月時のもの)。左端に「うずわ定食」の文字を発見。速攻で、こちらをオーダーした。

膳が運ばれてくるまでの間に、「うずわ定食の正しい食べ方」なる説明書を熟読する。

要は、①青唐辛子を加えてそのまま醤油で、②うずわと青唐辛子を醤油に入れてかき混ぜ、あつあつのご飯に載せて、③ダシ汁をもらい、「その2」をご飯に載せてお茶漬けにして、3度楽しめる、ということだ。これは、楽しそうだ!

まもなく運ばれてきたのが、こちら(なお、ご飯は普通の半分の量にしてもらった。)。

大き目のお皿に「うずわ」のたたきが、たっぷりと載せられている。なかなかのインパクトだ。

説明書きの通りに、スリーステップでいただいてみる。

①そのままで、青唐辛子と醤油をつけて。

②青唐辛子とともに醤油に入れてかき混ぜたものをご飯に載せて。

③お茶漬けにして。

うん、これはなかなかイケる。ややクセがあるが、青唐辛子が良い仕事をしていて、ピリ辛風味がよく合う(入れすぎに注意)。

最初はご飯を半分にとお願いしてサーブしてもらったのだが、あまりにもご飯が進むので、②の段階で既に完食してしまった。そこで、③のお茶漬けのダシ汁をいただく段階で、結局、ご飯をおかわりしてしまった。

③のダシ汁もとても良いお味で、うずわスープを最後の一滴まで楽しんだ。これは、なかなかの珍味だ。伊東を訪問される方、是非お試しあれ。

美味しかった。ごちそうさまでした!

こちらのお店の公式サイトは、こちら。

こちらのお店の食べログのページはこちら。

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