デリケートなことはさらに気を遣わせてしまうからこそ、話しにくい

この前、
「この2ヶ月は私にとって必要な期間なんだ」なんてカッコ良く書いたけど、
正直もどかしい。

予約が2カ月先まで入っているのは、
それだけ同じ気持ちで頑張っている方が多いってことなんだよね。

今月、
移植できたら良かったのになと正直思う。
でも、その前にポリープを取り除いた方がより良いと分かったのだから、良しとしよう。

治療の経過は、家族には話せても
友達にはなかなか話しづらい。

無理矢理聞かれるわけではないし、
お子さんがいる友達はさりげなくいつも気を遣ってくれてるんだろうな。
ありがとう。

この春、娘ちゃんの入園式を迎えた友達とのメールで冗談っぽく言おうと思ったけれど、結局思いとどまって言えなかった。

きっと言ったら、さらに気を遣わせてしまうだろうなと思ったから。

ママさん未経験の友達にも
もしかしたら、同じようなことを考えている子がいるのかなーと思うときがある。
でも、それを聞くのは
はばかられるので、聞けない。

「不妊治療」という言葉は
どうもしっくりきません。
医療の便宜上、必要だと分かっていても、なんか違うよねえという思いがずっとある。

私は、「未妊治療」だと思っています。
まだ授かっていないので、医療の手も借りているんだなと思う。
（自分勝手な都合の良い解釈だけど）

どうしてもモヤモヤしてしまうときは、
「自分が自分を信じてあげないでどうするの」と思い直す。

友達のことを気にするのではなくて、
他の誰でもない自分のための治療なのだから、
自分自身と向き合っていくことが肝心。

動かしようがない事実を
なんでと悩んでもしょうがない。

早めに移植したいなと思うのは
きっと誰しも同じであるから、
堂々巡りになることは考えない。

今後どうなっているかなんて分からないから、
先のことを心配し過ぎない。

その都度、こころとからだの声に耳を澄ませて労わりたいなと思います。
今できることを丁寧に積み重ねていこう。

そして、
折角夫婦で楽しめる趣味があるのだから、
上手にリラックスしつつ
よく話し合いつつ
二人三脚で進んでいけたらいいな。